【9cmプリケツぬい】型紙をお借りして手縫いで推しぬいを作った日記
Xのフォロワさんが推しぬいを作っていたり、推しぬいの型紙本が発行されたり、推しぬいかわいいな〜とは思いつつ、刺繍もやったことないし自分で作るまでには至っていなかった。
しかしある日タイムラインに流れてきたとある配布型紙に一目惚れ!
それがこちら↓
墨流様(@MeteorStream88)の無料(いいんですか!?)配布型紙『9cmプリケツぬい』です。
おっきな頭にちっちゃいボディにプリッとしたおちり……か、かわ、かわいい!!!!
このボディのぬいが欲しい!!!!
じゃあ……作るか……ぬい……せっかくだから推しぬいを!!!!
と、思い立ってしまいました。
今回はオール手縫いで作りました。
小さいのでむしろ手縫いの方が簡単かも。
撮ってなかったので工程とかはなく感想、反省などです。
でも墨流様が作り方も付けてくださってるから工程はそっち見ていただいたらよくわかる!
シンプルな型紙で、作りやすい工程です。
初心者の方はプリケツじゃないけどボディを前後同型で作るバージョンのも良いと思います。
お家のプリンターで印刷したい場合はよかったら↓の記事もお読みください。
裁縫スキル
小学校の家庭科レベルならまぁなんとか……って感じ。多分。ミシンは全然ダメでした。
型紙とかお借りしてきちんと作った経験もほぼないです。
でも小さい頃にフェルトでなんか作ったりしてたし、うまくはないけど嫌いではないはず。
ただめんどくさがりでズボラでいい加減で雑で……。
道具・材料
基本の道具は小学生時代の裁縫セットから。
小学生のときに買う裁縫セット一生モノになりがち。
フランス刺繍針
刺繍はもちろん縫うときにも使いました。
9番は穴が小さいので8番を主に使用。
針穴が大きいから糸が通しやすいです。
布が重なる分厚い箇所では針が折れるかと思いました。
次回はピーシング針なるものを試してみたいです。
カットワークはさみ?
買ったのちょっと前なので商品名忘れてしまいました。
先が尖っててスパスパ切れて小さく軽いので小回りが効きます。
トレース台
なくてもいいけどあると型紙や縫い代などを描き写すのに助かりました。
昔アナログ絵を描いていた頃に買ったもの。
大は小を兼ねると思い選んだためでかい……準備や片付けがめんどくさい。
そんなにでかいもの作る予定が無いならA4ぐらいのものでいいかな〜と思います。
ミシン糸
シャッペ #60 200m
★肌…カラー15(ちょっと今回使った生地にはピンク濃すぎたかも)
★髪…カラー16
いつも手縫いでもミシン糸を使っているので今回もミシン糸を購入しました。
手縫いで使うと絡まりやすいとかなんとか……ちょっと絡まることもあったけどできないことはないです。
カラー15がなんかすごい絡まりやすく感じたけど気のせいかな……。
二本取りで基本波縫い・返し口の両サイドなど丈夫にしたい一部は返しぬいしました。
使う布に近い色を使うと目立ちにくいです。
布
肌も髪もソフトボア。
※ソフトボアは毛向きがあるので裁断前に要確認!
上から下へ撫でて毛が逆立たない向きが基本かなと。
毛向きを統一して使うと撫で心地も見た目も良い……と思います。多分。
私は一度確認したら生地裏の隅にペンで小さく矢印で毛向きを書いています。
★肌…ぬいぐるみ用ソフトボア スノーピンク(株式会社ツクリエ)
セリアで買えるソフトボア。
初めてのぬい作りだったので失敗も怖いしコストを抑えたくて百均商品に。
ピンクオークルに比べると彩度が高くピンクみが強めの色に見えます。
下記のぬいクロスボアに比べて特に品質が悪いとかは感じませんでした。ふわふわです。
約30cm×35cmとあまり大きな生地ではないので、たくさん使いたいなら他の商品を使うか複数買いが必要だと思います。
複数枚使用の場合は生地の色差とか気をつけたいですね。
9cmプリケツぬいは1枚で2体ほどできると思います。
★髪…ぬいクロスボア クリームイエロー(清原株式会社)
セリアにいい感じの色がなかったのでこちらを通販で購入しました。
手芸屋さんにはなかった……。
色名通り淡い黄色。クレープ生地みたいで美味しそうな色です。
刺繍枠 10cm(クロバー)
木製。初めて刺繍したので使い勝手は比較できないですが普通にピンと張れます。
ぬい活 刺繍用下地シート(シナップスジャパン)
材質はセパレーター・パルプ。
セリアで購入。
貼り付けるタイプ。水溶性。印刷できる。
紙みたいな素材感で手書きで図案を描くなら描きやすそうですが、透けないので、トレース台や窓に貼り付けるなど下から光を当てる必要がありそうです。
印刷して使用しました。
透けないので布をどれぐらい埋められているか確認しながら刺せない、シートが硬めなので前の穴に針先が持っていかれる、細かく刺すとシートに埋まって見えない……などの点がちょっと不満に感じました。
次回は貼らないタイプやフィルムタイプのものを試してみたいです。
溶け残りを警戒して揉んだり歯ブラシで擦ったりしてしまって刺繍糸がけばけばになりました。
ぬるま湯に数十分つけ置きとかした方が安心だと思います。
柔軟剤混ぜたぬるま湯で溶かしました。
柔軟剤入れたのはなんとなく……ほらおむつとか洗濯しちゃったときとか入れるらしいし(素材が違うので無意味)……よく溶けそうで……生地も柔らかくなりそうだし……。
濡れてるとシワシワになって不安だったので、刺繍枠にピンと張った状態で乾かしました。
乾いた後まち針で糸にそって撫でててると刺繍糸の間から残りカスが出てきました。
刺繍糸
25番刺繍糸(コスモ)
色…100/851/854/2036/2041
印刷していくの忘れてスマホ画面と見比べて買ったけどちょっと色違ったかな……ってなったりしたので、今度はちゃんと印刷したもの持っていきます。
チャコエース ファインマーカー(細)
チャコペン。
時間が経つと消えるし洗っても消える。
消えちゃうのでのんびり作業したいときには向いてないですね。
いらないハギレ
多分手芸屋さんのハギレコーナーで買ったやすい白いシーチング?生地。
髪の試作で使いました。
粒わた
普通の綿は試してないけど小さいぬいぐるみに入れるなら、細かいところにも入ってくれるこれが良さげです。
作ったぬいを推しと言い張る勇気
自信を持つ。
試作をおすすめ
初めてのぬい作りだったので、一度試作してみました。
大体の作業の順序が把握できて、失敗しそうな箇所もわかってよかったです。
顔パーツには中心の印を付けておくと、刺繍デザインがどこの位置に来るか目安もできます。
刺繍のないのっぺらぬいなら多分1日もあればできると思うので、一度試作しておくと安心だと思います。
髪は袋縫い・ウィッグタイプ
ぬい用のソフトボアはほつれにくい生地なので切りっぱなしでも大丈夫だとは思います。
しかし袋縫いの髪のぷくぷくぽよぽよな形状がかわいすぎてどうしてもやりたかったので、ぬい作り初心者ながらやってみました。
髪は後から作って被せる方が簡単なんじゃない!?髪型のバリエーションもできるし!ってウィッグタイプにしました。
簡単かどうかでいうと普通に苦戦しましたが、失敗しても髪だけやり直しできるので気軽かもしれません。
髪型をコロコロ変える推しが居る方はウィッグタイプおすすめです。
髪を作るのが一番の難関だと思います……。
でも髪ができると一気に推しっぽくなる!気がする!
アドバイスくださったフォロワーさんありがとうございました!
参考動画・記事
無料でありがたい情報をいっぱい得られて感謝多謝です。
↑は挟み込んで縫い付けるタイプ
後頭部の型紙を一枚にする方法はすごく助かりました。検討もつかなかった……。
↑はウィッグタイプで、すでに出来上がっている素体に付ける場合の作り方。
ラップとセロハンテープで型取りをして作る方法です。
↑こちらの記事の後ろ髪の形も大変参考になりました。
できたもの
私は配布の型紙をお借りしているので、上記の動画や記事を参考に
★前髪
顔の型紙の上はそのままで顔周りを改造
★後ろ髪
後頭部の型紙を一枚にして後ろ髪の形作り
★印刷
約10%拡大(データを7%拡大+自宅で使用しているプリンターが勝手に3%拡大=10%拡大)
以上の方法で作成しました。
実際に使った型紙を載せたらわかりやすいのですが、配布型紙を改造しており、再配布になってしまうため文字と完成写真だけで!
チークはドールメイク用
人間用は油分が含まれるとかでドールのメイクには絶対NGとよく聞くので、ぬいにもやめとこうかなと思ってドールメイク用のパステル?を使いました。
セリア服は大きめ
もう本体完成しちゃうと……反省点多すぎるけど……それはそれとして……かわいいんでない!!?という気持ちになりました。
かわいい
やわらかなぬいちゃんもかわいいですが、次は骨入りも作ってみたいです。
あと全裸もかわいいですが公式のお衣装も……作れる気がしませんがそのうち作ってあげたいです。
ところで全く関係ないんですが青エクが2024/1/6から新シリーズのアニメやるのと2024/1/9まで原作1〜9巻が無料で読めちまうのでよかったら観てね!