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自分が残りの人生をかけてやる価値のあることはなにか

皆さんにとって「人生をかけて成し遂げたいこと」とは何ですか?

壮大な問いですが、誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私自身もよく考えるのですが、答えが出たことは一度もありません。(答えを持っている人の方が少ないのではないでしょうか)
現時点での結論を出すとすれば、「それを見つけるために今、考えるという行為をしている。そして変化の激しいこの時代において、人生をかけてやりたいことは必ずしも一つである必要はないと思っている」。(全く答えになっていません、、、)
ただ、明確な答えは出なくとも、答えに近づく「ポイント」はあると思っています。
今回は、「自分が残りの人生をかけてやる価値のあることはなにか」という問いに対して、その答えに近づくための明確化すべき2つのポイントをご紹介したいと思います。

2つのポイント
1、自分にとっての「価値」とは何か
2、「やりたいこと」をやっているとは、どのような状態か

1、自分にとっての「価値」とは何か
問いの中で「価値のある」とありますが、そもそも自分にとっての価値が何か分からなければ、価値のあるものを見つけることはできません。
私の場合は、自分にとっての価値=社会にとっての価値です。現代の流れから言うと、SDGs、サスティナビリティに寄与するものがそうであると感じています。
また、「自分にとって価値があると感じられる」という点では、自分である必要性を感じられることだと思います。キーワードは「時代」「Background」「特性(気質)」。まず「時代」、現代に起きている課題にアプローチすることはまさしく今を生きる我々にしかできないことであり、我々が取り組むべきことでしょう。そして「Background」、生まれた場所や生きてきた環境、興味や関心はその人だけが持つ唯一無二ものです。そのため、そこから導き出された「やりたいこと」というのは必然的にその人にしかできないものとなります。最後に「特性」、やりたいことが他の誰かと共通していたとしても、その関わり方は人それぞれです。成し遂げたいことに対してどのフェーズで、どの立場で、どの視点で関わるのかはその人の特性に寄るでしょう。

2、「やりたいこと」をやっているとは、どのような状態か
自発的にやりたい!と思ったことに取り組んでいる時、皆さんはどのような状態でしょうか。
私の場合は「夢中になっている」がその答えになります。「夢中にもならずして、成果をだせると思うな」という言葉がとても好きで、ずっと大切にしています。
どれだけ頭が良くても、どれだけ器用でも、「夢中」で取り組んでいる人には敵わないという意味が含まれていて、誰よりも成果を出したいと思った時に大前提、「夢中」であるかが鍵となっています。
もう一つの答えは「いつか、のためにやっていない」ということです。今でも多くの人が「いつか」の為に今を犠牲にしているのではないでしょうか。自分が取り組んでいることが結果的に将来の自分のために役立つことはとても良いことだと思います。しかし、いつまでも来ない「いつか」の為の行動は人生をかけてやりたいことなのかと問えば疑問符が浮かびます。「いつか」やりたかったことを今やれている状態が真に「やりたいことをやれている」状態ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。「自分が残りの人生をかけてやる価値のあることはなにか」の答えを見つけるためのヒントとして、
1、自分にとっての「価値」とは何か
2、「やりたいこと」をやっているとは、どのような状態か
この2つをぜひ自分に問いかけてみてください。
私自身もこの問いに対してはまだまだ模索中なのですが、この問いを考えることそのものが人生をより良い方向に導いてくれると思っています。

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