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20期後期雀王戦D3リーグ第5節備忘録

11月23日にD3リーグ最終節がありました。結果的には首位で終えて2段階昇級。めでたし。

開始前の状況。ちなみにこの表にはないですが前期コロナ関連で最終節休場となっていた野田さんが168.5ポイントを保有して復帰しております。

もちろん目標は首位昇級。それを目指す前提で考えてたことを書いていきます。

同卓は國井さん、駒崎さん、水口さん、姫川さん。

水口さん、姫川さんは残留目指して、國井さん、駒崎さんは昇級目指して。ですがこの開始時点のポイントから見るとそこまで極端に大振りするほどのポイントではなく、普通のバランスで打ちそうな状況です。進むごとに変わってくることはありますが。

抜け番はポイント順につき初戦抜け番。観戦してる限り皆さん極端な大振りもなく一旦一回戦目は通常のバランスで打たれてるなと感じました。駒崎さんがやや大きめのトップ。

状況はこんな感じに。別卓の事は操作できないので、駒崎さん、國井さんにまくられない事を考えつつ、ポイントを伸ばして行けたらいいなと思っていました。

そして2回戦では色々とうまくいって大きなトップ。ただ、3回戦開始時点ではまだ別卓の状況を知らないので、まだ全然余裕ではないなーと思いながらその次を打ってました。

3回戦ではやや大きめのラス。南3の親番まではほぼ空気で進行。

その南3局は同点の3着目。仕掛けてタンヤオドラドラのイーシャンテン。

6sと4pあたりのくっつき。上家の姫川さんがソーズの仕掛け。できれば6sにくっつけたいなと思いながらもピンズリャンメンテンパイ。場の情報で6sはリャンメンテンパイにはヒットしないことがわかったので勝負しましたが小三元ホンイツのシャンポンハネマンにヒット。うん、大三元確定の単騎じゃなくて良かったと思いつつ単騎だったら絶対その待ちには取らないので一応考慮できる中で最悪のパターンにヒットしてしまった感じ。

個人的にはこの局で降りる事はオーラスにあがれる手が入れば3着取れますがそれよりも素点守ってラスを受け入れる選択に感じられたので、アガリが見込める5800テンパイなら2着以上も目指せるし勝負所かなと判断しました。残りのどこかで連帯取れないとどのみち首位昇級は厳しいので。

そして次戦も微差の争いで4着に。門前のタンヤオドラドラのリャンカンの選択が裏目で3着目取りきれず。変化等色々考慮した上での選択なのでやむなし。これで最後トップ条件になっちゃったかなー。と思いきや別卓では比較的都合の良い偶然が起きていたようでまだ2位以下とは90ポイント差。大きなトップを取られても2着が取れれば大丈夫そう。2着取るためのプランを考えて最終戦に入りました。國井さんにまくられないことも考えつつ。

さて、最終戦は起家。やっぱりなんやかんや親が押し優位なこのゲーム。2、3回戦は東場の親番は見てるだけになってしまっていた事もあったので、ある程度加点(少なくとも33000位)するまでは降りないつもりでゲームに入りました。

1局目は1段目でドラ単騎の七対子をリーチ。ツモればほぼ目標完遂でしたがツモれず流局。



その後の1本場が完全に運命を決める局になったかもしれません。

引き続き親番で、中張牌のドラが1枚の中対子。他の雀頭候補なし。嵌張二つのイーシャンテン。

下家國井さんから切られた中はワンスルー後。対面水口さんから4s切りリーチ。それまでソーズは切られておらず、たしか9巡目あたり。

その後、自分は24678sの嵌3sテンパイ。

確か中張牌現場は1枚くらいだったかなという状況。当初の目標の親番での加点としてはまだまだ物足りなくて降りたくない。しかし中でまわるもあるにはあるし、シャンポン変化したら打点でリーチしたい。この時点でこの待ちで最後までゼンツするかは決めたくない。

諸々考慮した結果、役なしダマテンでのテンパイ取りを選択。その牌自体も無筋でしたが。

その後もってくる牌をなんやかんや理由をつけつつ形も変化せずツモ切り続け(ただ押したかっただけな牌もある)、残り3巡。持ってきたのは9s。一応嵌5sに変えられる。ソーズが非常に高く関連情報が非常に少ないので2sも9sもどちらもどういう形で当たっても不思議ではない。

ただ巡目はあと2巡。テンパイ外したら再テンパイは厳しいと判断して覚悟を決めての2s切りリーチに。後から引いてきた牌の意味というよりはまたぎの待ちになっているケースの方が薄いと判断したけと2sの方が当たるパターンは多い気はしたので微妙な判断でした。

なんとか流局。開かれた水口さんの手はなんとソーズのホンイツ七対子の中単騎。

ワンスルーせず鳴いていたらどうなったのかもありますが、鳴かなかった以上、本来は中対子落としでの放銃が正解だったのか。ちょっと今となっても悩みます。

そして強引に繋いだ2本場、またも水口さんのリーチを受けるもドラ1の嵌2sで追いかけ。裏裏の12000の加点に成功。心の中は「これでようやくオリれる...」という安堵でした。

オーラスに駒崎さんに加点されるも十分な素点を持った2着で何とか首位での二段階昇級を決めることができました。

来期はD1。今後も引き続き頑張ります!

また、来年1月22日、2月26日に張替夫妻ゲストの大会がある予定です。こちらについては別途noteとTwitterにて告知致します!

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