【ギター】流行りの#機材レシピを作ってみた【エフェクター】
ご機嫌麗しゅう。火中の栗と申します。
X(旧Twitter)で流行っていた「#機材レシピ」というものを作ってみたので、自慢がてらに紹介してみたいと思います。
#機材レシピとは?
もとは#メイクレシピという、女性インフルエンサーたちが自身のメイク道具やコスメを一枚画像に並べて紹介する流行から派生したのだと思う。
#機材レシピとは、エレキギターやエレキベースなどの楽器界隈で少し流行ったハッシュタグだ。自身の楽器やエフェクターを一枚画像に並べて自慢するのが主旨だ(と思っている)。
アマチュアの楽器愛好家からプロのアーティストまで巻き込んだ流行に乗っかって自分自身も画像を作ってみた次第だ。
これが俺の#機材レシピだ!
まずは画像をドーンと載せてみる。
これが今の自分のギターとエフェクターボードの全容である。
今年の2月に大学時代の軽音部仲間とライブを行い、自分はTempalayとWillow Smithのコピーバンドで参加した。
オルタナティブな音作りをするためのラインナップなのだけど、基本的にオルタナ好きなのでこれで結構やっていけると思っている。
機材紹介
画像の紹介だけだと味気ないので、一つずつ紹介という名の自慢をしていきたい。
それぞれ一言紹介みたいにするつもりが愛があふれてしまったので、目次から気になるものだけチェックしてもらえたら幸いである。
1.Fender American Professional Ⅱ Jazzmaster
まずはギターから。これは2023年の2月に新品で購入した真新しいギターだ。前職からの転職を決めた記念に購入した、いわゆる退職金ギターだ。
もともとは高校時代からMusicmanのAxisという、ヴァンヘイレンが開発したモデルのギターを使っていた。
少し珍しいオールローズ(ヘッド、ネック、指板、ボディトップ材が全てローズウッド)に、ディマジオのハムバッカーが2つ、フロイドローズ搭載のゴリゴリハードロックな仕様で、オルタナ・ハードロック好きな自分にドンピシャのギターだ。
時は流れて音楽の好みも変わってきて、簡単に歪んでしまう超高出力のハムバッカーから、繊細なクリーントーンが出せるシングルコイルピックアップのギターが欲しくなってきた。そしてオールローズの反動で、メイプル指板のギターへ憧れもあった。
そんな気持ちでサウンドハウスやデジマートを徘徊すること数週間、アメプロⅡのジャズマスターを見つけた。
ジャズマスターは90年代〜00年代好きギターキッズにとって憧れの機種だ。ダイナソーJr.やソニックユース、マイブラ、そして田渕ひさ子である。
アメプロⅡはフェンダーの現行モデルの中でもモダンな仕様になっている。
ジャズマスターの弱点である弦落ちしやすいブリッジが、あらかじめムスタングと同様のものに交換されている。
リア側のピックアップの出力が普通より高い代わりに、コイルタップで出力を落としてヴィンテージ風の音色に変更できる。
また、使い所がよくわからないボディ上部のプリセットスイッチは通常モデルと役割を変え、なんと2つのピックアップを直列配列にするスイッチに転生。擬似的にハムバッカーのようなごんぶとサウンドを繰り出す。
2. KORG Pitchblack X mini
KORGから出た新しいチューナー。
ミニサイズなのでボードの納まりがいい!
「ウルトラバッファー」と銘打って、通すだけですごいバッファー効果があるらしいのだけど、耳が肥えてないのであまり実感はない。多分いい。
3. Sound Project ″SIVA″ If you smiled, this summer would be forever.
唯一無二の″痛エフェクター″ビルダー、サウンドプロジェクトシヴァの水着ちゃん。
楽器や周辺機材の展示即売会、横浜ミュージックスタイルで一目惚れして購入。
ビルダーの小澤さんが絵に描いたようなオタクで、「可愛い女の子を踏むのがいいんだよね」って言ってた。好き。
「ローゲインファズ」というオリジナリティのある歪みで、ギターのボリュームを絞ってファズをかけた時のようなキラキラしたクランチサウンドを目指したもの。
「君が笑えばこの夏は永遠になる」という名前もこのキラキラサウンドから取られている。
自分は主にクリーンブースターのような使い方で、高音域がキラっとしたクリーンがお気に入り。
4. Effects Bakery あんバターコッペドライブ(福田パン謹製)
可愛いミニペダルを多く取り揃えるパン屋さん、エフェクツベーカリーのオーバードライブ。
岩手に実在するパン屋、福田パンとのコラボ商品。
長年使ってたBOSSのOD-3が壊れてしまったのでお値打ちなこちらを購入。
安いのにトランスペアレント系の香りがするナイスなOD。
5. Limetone Audio JACKAL
メインの歪みはみんな大好きJACKAL。
こちらも横浜ミュージックスタイルで憧れの今西さんから手渡しで購入した想い出深い機体だ。
とにかくゲインの幅が広くて、クランチからメタル寄りなディストーションまでなんでもできる優れもの。
広すぎて自分自身のスイートスポットを見つけられていない気がするので、修行あるのみである。
6. electro harmonics BIG MUFF
こちらは音楽を辞めてコーヒー屋さんを始める大学の先輩から安価で譲り受けたビッグマフ。
ダイナソーJr.が好きである以外に使う機会が無い&扱いづらいということでしばらく寝かせてあったんだけど、前述の水着ちゃんローゲインファズに触れてからファズの魅力に気付いてめでたくスタメン入り。
あんバタドライブでブーストすると中音域を中心にコシとまとまりが出て使いやすくなるのも良い。
あまりドライブを上げず、チリチリとしたクランチくらいの音が最近のお気に入り。
7. Animal Pedals CAR CRUSH
お茶の水で中古を見つけ、その安価さと見た目の可愛さに一目惚れしたペダル。
ゆるめのコーラスとキツめにかかるユニヴァイブの二刀流。
現在はデザイン変更があってスッキリしてしまったのだけど、このカラーと絵柄が好きなんだ。
ユニヴァイブをデプス深めにかけてモジュレーションっぽく使うのが気持ちいい。
8. electro harmonics SMALL CLONE
ニルヴァーナのCome as you areの音がするコーラス。
ニルヴァーナが好きなのでモジュレーション系で初めて購入した想い出深いペダルである。
すごくバタくさいアメリカンな音がするので大好き。
デプスの強弱を変えるスイッチと揺れの速さを決めるツマミが一つだけのシンプルさも潔い。
これさえあれば君もカートコバーンだ。
9. tc electronic FLASH BACK
コストパフォーマンスの良いディレイ。
いろんなタイプのディレイサウンドが出せていじってるだけで楽しい。
けど結局テープエコーばっかり使っちゃいがち。
USBでPCに繋ぐことで細かい数値の設定や、世界中のミュージシャンが作ったプリセットを使えるトーンプリント機能があるのだけど、ほとんど使ったことがない。めんどくさくて…。
けど使いこなせたら楽しいんだろうな。
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