ちょっと不親切な映画だった『マイル22』
2019年公開映画7本中7位。
典型的なドンパチ映画でした。
マーク・ウォールバーグ、本当によく見るな。
基本的に体張ってるの多い気がするけど(笑)
内容としては、大量のセシウムのありかを知る人物が、
その情報と引き換えに亡命させてくれと言うので、
マーク・ウォールバーグ率いる特殊部隊の面々が
空港までの22マイルを護送するというもの。
(ちなみに22マイルって大体35kmぐらい)
なんだけど、いろいろ不親切な感じがして。
例えばオープニング。
敵のアジトの襲撃シーンから始まるのだけど、
よく目的がわからなかった。
敵といっても普通の民間人にしか見えなかったしね。
(カモフラージュしてるのかもしれないけど)
他にも、そのオープニング後にセシウムを探すために
コンテナにガサ入れしているようなシーンもあったけど、
それも突然始まるから最初何してるのかよくわからなかった。
(見終わった後に他の人の感想を見て気づいたぐらい)
だから最初の方の印象はあまりよくない(笑)
まあそこは無視してもあまり問題ないんだけどね。
その護送ミッションが始まるあたりから、
「ああ、これがこの映画のメインなんだ」とわかる。
でも、これはこれで今度は中身がスッカスカで、
とにかく撃って撃って殴って撃って撃って蹴るという、
もうカオスなぐらいの銃撃打撃シーンの連続。
ただ、この映画の評価できるところはむしろそこぐらい(笑)
ザ・ハリウッド的ですごい派手にやってくれてるのはよかった。
そして、けっこうエグい。
至近距離からの発砲や、腕を逆に持っていってボキッと折るとか。
中でもイコ・ウワイスのアクションがすごかったよ。
ベッドに片手を手錠で繋がれたまま、敵2人倒しちゃうからね。
ジャッキー・チェンに近いアクションしてた。
ラストは、オープニングシーンが活きてくる終わり方で
ちょっとびっくりするんだけど、
かなり中途半端な感じで終わったから、
続きあるのかなと思って調べたら、、、
続編あるらしい(笑)
続編はもう少しマシだといいなー。
ちなみに、監督のピーター・バーグと
主演のマーク・ウォールバーグは
これで4回目のタッグらしい。