実写の5000倍よかった劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』

。・゜・(ノД`)・゜・。

なんだよおおおお!
アニメの方が5000倍もいいじゃねえかよおおおお!
って、大げさかと思うかもしれないけど、
本当にそれぐらいアニメの方がよかったです。
泣いたよ、泣いた。

でも最初はすげーブーブー言ってたんです、申し訳ないですが。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のアニメが、
個人的にはかなり微妙だったから、
実写映画を無理してアニメ化しない方がいいんじゃねって思ってたから、
「なんで去年やったばっかの映画をもう一回、しかもアニメでやるんだよ」
って、まったく期待していないどころか、ちょっと拒否反応示してました。

ところがどっこい!
実際に見てみたら、最初から「あ、これいいかも」って。
当然だけど、アニメだからこそ出せる色使い、テンポ、表情ってあるよね。
あと空気の流れとか重力感とか、実写じゃありえないような、
ちょっとした物理法則の無視感も、アニメ版のよさだと思う。
そういうのがすごくマッチしてた、この作品に。

さらに、主人公の他人への興味のなさっぷりと、ヒロインの元気な性格が、実写よりも分かりやすく描かれていたのがすごくよかった。
実写だとどうしても「ヒロインが病気の純愛映画だろーセカチューだろー」
ってひねくれた見方をしてしまう部分もあったし、
何より人物の濃さがあんまり感じられなかったのだけど、
アニメではみんなキャラがはっきりしていたから、
その分「人と関わることが“生きる”ということ。人あっての自分」
というメッセージが実写よりも心に刺さりやすかった。

最後の遺書読むところや墓参りのところなんか、
すごくロマンチックなネタを仕込んでいて、
個人的にキュンとしてました(笑)

高杉真宙とLynnの声、よかったなー。
やっぱり日本のアニメはいいね。
邦画も実写化よりアニメ化の方が相性いい作品絶対もっとあると思う。

とにかくこれは断然アニメの方がいいので、ぜひ見て欲しい作品です!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?