ちょっとした幕の内弁当でしかなかった『サバービコン 仮面を被った街』

これ完全にネタバレですので、
避けたい人はそっと閉じてください。

これはだいぶ予告の印象とは違った映画。
「仮面を被った街」っていうサブタイトルがよくないと思う。
自分はてっきり、街中の人々がみんなウソつきなのかなって思っちゃって。
実際、ウソついてるのって、数人なんだよね。
それもとある犯罪のために。
そう、これは犯罪映画なのです(笑)

平和で理想的な街、サバービコン。
そこにとある黒人一家が越してきたことで、
街に暗雲が立ち込め、ついには殺人事件まで起こってしまう、
というものなのだけど、
この黒人一家が越してくることと、殺人事件、
なーんも関係がない。

街の人は、その黒人一家を追い出そうと躍起になっているものの、
お隣さんであるマット・デイモン宅では、
ひっそりと殺人事件が起こっているっていう、
人種差別と殺人事件が並行して起こっているものの、
特につながりがないため、なんかちょっとした幕の内弁当みたいだなと。
(おかずはその2品しかないけどw)

なので、映画としてはちょっとイマイチな感じ。

しかし、この映画、本来であれば、
今絶賛公開中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、
最強を超える敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンも
出演する予定だったらしいのだけど、
映画にそぐわないということで、降板させられたとのこと。
(ネガティブな意味じゃなくてね)

なので、もし彼が出ていたら、
2018年5月4日(金)日本公開の映画で、
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
『ホース・ソルジャー』
『サバービコン 仮面を被った街』
の3本が、
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
のキャストが出ていた映画ってことになる(笑)

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