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SAVE KAKOGAWA FES


FESのスタッフとして参加してきました。

先日、加古川の河川敷で行われた屋外イベント『SAVE KAKOGAWA FES』の
スタッフとしてイベントに参加してきました。工事現場を運営する時の目線でイベントを観察した事を書いています。
わて、現場監督の仕事してますねん。

加古川市内で朝市を開催したり、日岡山の古い公共施設を再生したり、加古川をもっと良くして行こうと言う理念のもとで活動されている株式会社ムサシさんが加古川の河川敷を使って大規模な屋外イベントを開催されました。
 私は、夏の暑さに打ち勝つ為、会場に雨を降らす装置の運営を担当してきました。でっかいタンクにポンプとスプリンクラーを接続して雨を降らす。言うのは簡単ですが、あれこれ相談して実験してなんとか形になり安心しました。
夜、ランプの灯りで放水した時の美しさは格別でした。
スプリンクラーから降る雨でびちゃびちゃになって遊ぶ子ども達と犬とおじさんが印象的、お母さんは「もう堪忍して〜」と絶叫していたのが特に良かった。子どもと犬とおじさんが楽しめたらだいたい成功だよね。
薪割りコーナーでは、丸太を豪快に一刀両断したり、焚き火で使う細い薪を
親子で造ってもらったり、ずいぶん楽しませてもらいました。


ランプの灯りで美しいシャワー


SAVE KAKOGAWA FES って工事現場だわ

おもしろイベントを各地で開催している株式会社ムサシ代表の岡本篤さんと弟で芸術家の亮さんの二人(岡本兄弟)がキーマンとなり、みんなで加古川を良くしようぜ!って声を上げ2人の情熱が社員さん、業者さん、友人知人、出店者さん、そしてお客さんへ、行政の制度も活用し加古川市長、担当部署の人たちへと伝わり大きな輪になってイベントが出来上がっています。

そんな熱いイベントを建設現場の目線で見てみると、これはまさに工事現場と一緒だと気がつきました。岡本兄弟と裏方の皆さんの関係性が、こだわりの住まいを造る現場とまったく同じで、理想の住まいを追求する奥様と妻の理想をしっかりと受け止めてる旦那さん、迷いながらもお互いに協力してイメージボードにまとめて、現場に説明して下さるご夫婦みたいな感じ、皆が気持ち良く仕事ができるようにお茶の用意も充実している。これって現場やん、岡本兄弟って施主さんやん。私はそんな風に感じながら楽しませてもらいました。

SAVE KAKOGAWA FES


ここが工事現場と一緒

ひとつ目は岡本兄弟が施主さん
明確な目的を持ってイメージボードを作成。こだわりが強くて妥協はしない。これから家を建てる人たちとまったく同じ感じです。
テントやキッチンカーは家具や雑貨を配置する時と同じこだわりと情熱ですね。イメージが完璧なのがありがたい。あやふやだと進みませんからね。

ふたつ目は現場監督の存在
実務的な仕事は現場監督(スタッフの操さん)に任せて運営、多分このやり方は他ではあまり無いのでは、キーマンが全部自分でやってグチャグチャにしてる事が多いのではと思っちゃいます、知らんけど。
 施主が工事の順番を現場監督に指示しませんが、仕上りの細かい要望や変更はどんどんします。みさお監督が困り果てて皆んなに泣きつく所や対応が後手にまわりあたふたする場面も工事現場とまったく同じ。
 熱い思いに応える現場監督の存在こそが良いものを造り上げるポイントだと思っています。施主さんに”できません”とは言えないよね。

3つ目は得意分野を持った人が請け負う
工事現場には大工さん、電気屋さん、水道屋さんにペンキ屋さんなど専門的な技術と知識を持った人が多数いますが、ムサシさんの場合も同じで個性豊かな人達がスタッフとして仕事をしています。広告をデザインする人、記事を書く人、機材の人、組み立てる人、工事現場で職人を上手に配置して運営するのとまったく同じ。
みさお監督は見事に差配されてます。ぜったい工事現場の監督より凄いぞ。

腕組みのみさお監督と優秀なスタッフ


まとめ

熱い思いとしっかりしたイメージが図や写真、文章で表現されて、それが口コミやSNSにのってどんどん広がる。駐車場がなくても、暑くても、楽しそうな事さえ有れば、人はどんどん集まる。
代表の岡本さんが、一番大事なのは笑顔、どんなに困った事があっても
皆んなの笑顔さえあれば何とかなる。
朝礼でやった笑顔の練習は印象的でした。
みさお監督の運営手法は尊敬に値する見事なものです。それでも、建設現場の施工管理の手法が活かせる場面もあると思いますので、今度ゆっくりお伝えできたらと思います。

楽しい時間を過ごすことができて感謝しています。
ありがとうございました。

おわり






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