#3 再訪、そして惚れ直す。(前編)

そして数ヶ月が経ち、約束の壮瞥ツアーの日。
いつもの洞爺行きのバスに乗って、でも初めて佐々木ファームを通り過ぎて、ドキドキしながら雪の洞爺に降りると、今井さんが車で迎えに来てくれました。

初めましてのスープカレー

「ごはんたべた?」と聞かれ、(珍しく)お昼を食べ忘れた事に気がついた私。
「あ、食べてません」というと、
「じゃあどこかで食べよう。」と温泉街を回ってくれました。

車を走らせ始めてすぐ、道を歩いている若い男性二人組を見かけ、車を停めた今井さん。
彼らもまた最近壮瞥に移住してきた方々で、林業のお仕事をしながら、「森の中にみんなが遊べるおもしろい場所をつくろう」と企んでいるんだそう。

彼らはちょうどお昼を食べ終わったところだったのに、「気になるから」と、私のお昼ご飯についてきてくれました。

そして、大人3人はココアを飲んでいる中、私だけがスープカレーを食べているという、なんとも不思議な状況。のんびりご飯を食べながら、色んなお話をしました。
(可愛くて素敵なアーティストの奥さんがいることとか、仕事中に崖から落ちて大怪我をしたことをきっかけに移住することになったこととか。)

「壮瞥はこれから面白くなる」と言っていた今井さんの言葉の意味が、彼らの中に見えたような気がしました。

スープカレー、美味しかったな。

洞爺湖温泉街の脇道にある、Soup Curry mog mogさんの野菜カレー

ーーー

こんなとこ、住みたくなっちゃうじゃん…

お二人とはお別れして、今度は、移住したら私が住むことになる物件の見学に連れて行ってくれました。

洞爺は自然や温泉街を目的に、別荘としてお部屋を持っている方が多いんだとか。(特にご年配の方。)
でも、夏の短期間しか使われなかったり、持ち主の方が亡くなられたりで、空き家のようになってしまっているところが多いらしく、
そこで壮瞥町は、長らく空いている部屋を短期滞在者に貸出する取り組みを最近始めたそうなんです。

それが、今回私が見に行った、温泉街のすぐそばにあるリゾートマンション「カトレア」。

引用元:カトレア公式HP

んまあ、写真を見ていただいてお分かりになるように、割とレトロ感のある建物。
賃貸物件のサイトの写真を見ながら、
「まあ、きっと古くて狭い部屋だろうけど、短期滞在だし、一人だし。学生でお金もないんだから、贅沢言えないでしょう。。。」
とあまり期待していなかったのが正直なところでした。

ところがどっこい!!

サンプルの部屋に案内してもらうと、まず洞爺ビューがどーーん!と広がっていてたまげた私。

そしてびっくりなのが、この部屋、まだ奥があるんです。

いや、広すぎ。。。。

そして更に衝撃なのは、ちょっと気になっていた、共用の大浴場。

え?毎日こんなお風呂に入っていいんですか????

ええええ。。。。いつもみんなと行ってる銭湯を超えるLake view。。。。

こんなの住むしかないやーーーーん。(単純)
と興奮する私がいました。

これを書きながらまた盛り上がってる。((
みんな遊びにきてね。

次回、後編に続く!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?