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私の気分をアゲるもの〜手元編②AHKAHのドゥーズブリエ

2回目の投稿も引き続き手元編。
今回はAHKAHのリングの話。実は初めての指輪はドゥーズブリエだった。

AHKAHは今でも人気だけど、イニシャルのネックレスとダイヤモンドが敷き詰められたハートやバタフライのパヴェネックレスが爆発的人気を誇っていたのは私が大学生くらい。

大学生の私にとっては手が出ない値段、そしてそれに似合う服も持っていない。

お店に見に行くのも恥ずかしい……
と思って行けなかった。

というのも、AHKHAは『誰かに大事にされている女性』『女性であることを楽しんでいる女性』のイメージがある。

ダイアモンドのキラキラときらめく輝きと、ネックレスのチェーンは肌に溶け込むように繊細で、リングのアームも細く、どのアイテムも重ね付けも楽しめるようになっている。

けれど甘すぎず、毎日つけられるカジュアルさもあるのに、身につけると女のとして品性がレベルアップしたかのような感覚も持つことができるとも思っている。

だから、初めて両親にAHKAHのネックレスを買ってしもらった時は本当に嬉しかった。一度身に付けるとアレもコレも欲しくなってしまう中毒性もあるので、そこからいくつかのネックレスを自分でも購入した。

だけど指輪は『彼氏に買ってもらうモノ』という概念が強く、自分で購入するには至らなかった。

そして、結婚指輪は職場で身につけるのは一般的なのに、ファッションリングは敬遠されているイメージが私にはあった。ファッションリングは、結婚していないことを強調しているようで、なんだか自虐的に捉えてしまうこともあった。(そんなに重く捉えなくていいことはよ〜くわかっていても…)

でも、自分の手元に、自分が頑張って稼いだお金で買った指輪がハメられていて、しかも仕事のジャマをしないレベルだし、いつでも仕事中でも自分も見れて、気分が良くなって何が悪い。

と急に思い、コロナ禍で激務だった自分を励ますために(という大義名分もつけて)購入したのがドゥーズブリエだった。

何かモチーフがあるものよりは、最初の一本はシンプルなもの。だけど、小さな一粒ダイヤよりキラキラが多く、華やかさがあるのに場所も服装も選ばない、毎日でもつけられる。そんな指輪が欲しかった。

ドゥーズブリエはその点で本当に期待を裏切らず、今もほぼ毎日つけており、手元にいないと心配なくらいだ。そしてその1年後、ドゥーズブリエに合う、もう1本の指輪を見つけ、服装に合わせて重ね付けも楽しむくらい、指輪購入に対する私の謎な固定概念はなくなった。

でも彼にプレゼントしてもらうことも勿論最高に楽しみにしながら、日々どんな指輪を集めようか楽しんでいる。

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