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乙女必見!落葉樹の植え付けのコツ

落葉樹の植え付け作業も大詰めを迎えてきました。


木の植え付けは、やはり大仕事。 
低木まではまだしも、中高木以上となると力に自信のない私にとっては、抵抗感のある作業でした。


最初、自分の庭を造り始めた頃、植え付けは庭師さんに頼んでいました。しかし、気に入った木を購入するたびに庭師さんを呼ぶのも大変で、仕事でも高木を植える場面が増えていき、徐々に自分でやるようになってきました。


慣れないうちは、本当にクタクタになって、『もう絶対自分でこの作業はしたくない』と思うトラウマレベル・・・( ;∀;)


不器用で力仕事のセンスもない私ですが、手首や腰をやらかしかけながらも数年間奮闘し、コツコツ木を植え付けてきました。


そんな中で、女性が植え付け作業をするにあたってのコツをおぼろげながらも見つけ、私一人でも2mくらい(根鉢は直径40㎝以下位の木)の中高木なら、気軽な気持ちで植え付けできるようになってきました。


この冬、一人作業で植えた2mくらいのアオダモ。


移植した1.6mほどのマルバノキ

今日は、私が奮闘しながら見つけたコツを紹介します!木の植え付けをやってみたいけど戸惑ってる方の参考に少しでもなればなぁ、と思います。


【コツ①】超超大前提!!でも一番大事!無理しない!!
当たり前と思うけど、意外にみんな無理しがち!
無理をすると、最悪の場合、腰を痛めたりしてしまいます。なるべくやらかさないように・・・
具体的な言うと、友達や家族、庭師さんに手伝ってもらえるなら、頼む。
少しでも(←ここ重要)腰や手首が怪しかったら、中断。
植穴はあらかじめ作っておく。
一番大変な穴を掘る作業も、何日かに分けて少しずつ掘るのも、すごくおすすめです。


【コツ②】道具を使いこなす!!
力のない女性にとって、道具とテコの原理を使いこなすのはマストです。
スコップだけでは、結局無理をしてしまいます。
道具を充実させることは、怪我なく・楽に、庭仕事を続ける近道です。
とにかく便利な道具を見つけて、頼ろう!

○ショベル・スコップ
当たり前の道具ですが、掘りやすい場所をガンガン掘ったり、土をすくうのにマスト。
大きすぎると小回りが効かなかったり、重かったりで案外不便なので、ほどほどのサイズを。


○カッチャ
掘るときに使います。手鍬でもいいのですが、私はポールスミザーさんのガーデンルームズで買ったカッチャを使っています。先端が尖っているので、細い場所に引っ掛かり入りやすく、石など取り除くのが容易です。ショベルで掘りにくいとき、カッチャで少しずつ掘り、土をほぐし、石など取り除きます。これを使ってから掘ることのハードルが下がったと思います。


○麻ヒモ
こんな平凡なものが案外植えつけにも大活躍。
私は麻ヒモを使いますが、ビニールヒモでもなんでもいです。
枝を縛っておくのに使います。そのままだと枝が広がっているため、作業中に枝を折ったり、枝が邪魔をして作業自体、かなりやりにくくなります。枝を軽く縛っておくだけで苗木もかなり扱いやすいので、めんどくさがらず(←ここ重要)にこの一手間をやります。
根巻き苗を買うと、運搬で傷つかないように、縛ってありますよね?あんな感じです。


○厚手のシート
苗木が重いからと言って、根を引きづったりしたら、植物にダメージを与えてしまいます。そんなとき活躍するのが、麻布などのシート。この上に植物をそっと置き、引きずるだけで、かなり体力温存になります。
私はコーヒー豆屋さんで買った麻布袋を使っています。
座って作業するときのシートに使ったり、ビニールシートと違って生分解性で、劣化してきてもマルチング材などにもできるのでおススメです。
担ぐと大変な大きな植物も、かなり楽になりますよ!


○プラスチックハンマー
支柱を地面に刺すとき、刺したシャベルに細かい振動を加えたい時など、重宝します。地味に出番が多い道具です。これなしの庭生活は考えられません(笑)


○山菜掘りナイフ
これもポールスミザーさんのガーデンルームズで購入。根を切るときに活躍します。どちらかというと、低木~宿根草の作業の方で大活躍しますが、高木移植のときも、部分的にピンポイントの根切りなどを助けてくれます。


旦那より頼りがいのある道具たち。
左から、カッチャ、山菜掘りナイフ、シャベル、プラスチックハンマーを、麻袋の上においてます


今日は女性など、力に自信のない人でも楽に作業できるコツについて書いてみました!

落葉樹を植え付けるときは、他にも土壌改良から植栽計画的なことまでいろいろな観点がありますね。
またボチボチ発信していけたらと思います〜(^_^)/

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HP:苗と庭http://anamimamiko.wixsite.com/my-site

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