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芒種の庭仕事

暦は芒種に移りました。芒種の『芒(のぎ)』とは、イネ科の植物の穂の先のことで、穀物の種まきや稲の植え付けの適期とされたらしいです。

稲作は未経験で分かりませんが、庭をしていると季節の感覚は細かくなり、時間はゆっくりたつように感じます。思い起こせば、立夏(ゴールデンウィーク)にとった雑草も、約一ヶ月たった今たくさん生えてきています。一ヶ月前にはびこっていたものと、種類が同じものもあるし、違うものもあります。例えばカラスノエンドウはもう終わって、種が入ったサヤが熟しているけど、スギナは相変わらず生えてきたり。

『雑草』とひとくくりにする分、雑草の扱いは雑になりがちですが、観察していると季節の移ろいも感じます。そして、雑草といっても抜く必要のないものも、むしろ残していた方が良いだろうものも、たくさんありますね。こちら側からしたら、何も意味がないように見えたり、もしくは『雑草=抜くもの、取り除くもの』というイメージが浸透しすぎて取り除きたくなっても、植物や虫にとっては分かりません。マルチングの効果があるかもしれないし、虫のすみかになったり、その虫を食べる鳥のエサ場になってるかもしれません。とは言いつつ、ヘクソカズラなどは、蔓性で木々にからみつき、一番暑い時期にえらいことになった経験があるので、徹底的に抜いて見張っています。

雑草の話が長くなってしまいましたが、、、庭を創るなら付きものの雑草。また、どこかで詳しく書いてみたいと思います。さてさて、本題の芒種の庭仕事。梅雨入りと重なるこの時期。水やりに関しては、少し楽になりますね。

・5月に種まきしたもので、十分に大きくなったもののポット上げ
・蒸れ対策の剪定や雑草取り
・球根の掘り上げは梅雨が本格化する前に。掘り上げた球根は雨が当たらない、風通しの良い場所で乾燥させる
・アジサイの花柄切りを兼ねた剪定
・晴れた日の芝刈り

くらいでしょうか!夏の一年草などで秋まで楽しめるものを購入するチャンスでもありますね!

梅雨を爽やかにしっとりとすごしたいですね〜!

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