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最近の観戦あれこれ:2023.10.28〜10.31

はじめに

 こんにちは。Ryotaです。
 TAMRON 35-150mmのレンズを買ってからというもの、とにかく観戦の度に身体がバキバキです。左肩が特に痛い...
 縦グリつけてグリップ力を上げたのもあってか総重量も増えて、軽さは正義だよなぁというのをつくづく感じてます。

2023.10.28 昼 CHAMBER SHOW

 女子プロレス団体WAVEと足立区の企業を盛り上げようとするイベントCHAMBER SHOW hajimariがタッグを組んで開催された無料のプロレスイベント。
 無料とはいえカードに抜かりはなく、個人的にセミファイナルのVENY、狐伯vs.世羅りさ、青木いつ希というカードに心躍った。
 夜に新木場で観戦予定もあったので近くはないが、ついでにという事で観戦へ。
 大学の体育館での興行。座席はすべて協賛者のみ。その他の観客はオールスタンディングで事前配布された整理番号の位置での観戦。
 思いのほか隣との間隔には余裕があり、カメラでの撮影もしやすい立ち位置だった。
 今、若い世代の争いがとてもアツい。この日参戦した、青木いつ希選手や狐伯選手、高瀬みゆき選手にVENY選手。他にも笹村あやめ選手や清水ひかり選手、花園桃花選手など、とにかくこの世代の戦いがアツい。そしてだいたいその戦いの主戦場はWAVEだったりする。
 個人的にWAVEにはなかなか観戦に行けていないので、来年は積極的に観戦に行きたいなとそう感じたのであった。

狐伯選手を踏みつける青木いつ希選手

2023.10.28 夜 暗黒プロレス組織666

 毎年恒例の666ハロウィン興行。
 会場にはたくさんのコスプレをしたファンの方々。ハロウィンを楽しむなら渋谷より間違いなくココ。
 いくつか気になる試合や選手やユニットの動きがあったが、個人的に引き付けられたのはハロウィンスペシャルシングルマッチと銘打たれた、怨霊 vs. 川島真織の一戦です。怨霊選手は言わずと知れた666の代名詞的選手で、一方の川島真織選手はSECRET BASE所属の選手だ。
 ともに顔にペイントを施し、怨霊選手はまさにその名の如く。川島選手は僕もそこまで詳しくはなく、試合を見たのも約1年ぶりでした。コスチュームなどは恐らくカラスのイメージなのだろう。
 最近、怨霊選手はちょくちょく喋る。
 後楽園ホールを控えた6月の新宿FACE大会では日高選手とのこれぞ"インディーの深み"と言える素晴らしい試合をした。その後マイクで「試合をするのがしんどい。けれど、もうちょっと頑張ってみる。」というようなベテラン故の正直な胸中を吐露していた。そこから僕は怨霊選手に哀愁を感じ始めた。
 人は個体の陽の明るい部分だけでなく、陰。つまり影の部分。ネガティブな所や晒したくない部分を認識した際にその個体を強烈に認識すると思っている。
 僕にとって怨霊選手がまさにその状態で、この人は色んな事に抗いながら、リングに上がっているのだと。そんな人間臭い部分を感じてしまったら僕はもう胸をグッと掴まれてしまうのだ。(怨霊なんですけども….)
 この日も試合中にあるアクシデントにより一時会場が騒然とした。怪我などではなくまぁ、"あるアクシデント"とさせて頂きたいが、怨霊選手も悔いが残ったのだろう。川島選手に「またやろうね」と試合後に声をかけていた。
 人間味を感じなかった怨霊選手がここにきて人間味を帯びてきている。
 怨霊選手はこれからまだまだ僕らを楽しませてくれるとそう感じたのであった。

川島真織選手(左)と怨霊選手(右)

2023.10.29 スターダム

 スターダム久しぶりの西東京地域での開催となったこの日は、ハロウィンスペシャル興行となった。
 欠場者が相次いているスターダム。この日も大会当日にコグマ選手の欠場がアナウンスされた。個人的にスターダムを観に行く機会はそう多くないが、ここ最近はクラッシュギャルズライブや夏すみれ選手の10周年記念大会などで葉月選手を観る機会が多く、なんとなく葉月選手の試合を楽しみにしていた。
 正直、セミやメインの試合は???と思ったことも否定できないが、それでもやはり渡辺桃選手や岩谷麻優選手を観ると「スターダムを観に来た」という気持ちになり、気持ちが高揚する。
 今の時代、スターダムと東京女子プロレス以外の選手はそれぞれの自団体興行以外でも観られる機会が多い。
 それによってとても面白い組み合わせや、思いがけない環境で選手の試合を見るなど、素敵な結果をもたらすことも多いが、"この団体を観に行かないと観られない選手がいる"というのは、その団体を観に行く動機に十分になりえるのだなとふとそんなことを思ったのだった。

ロッシー小川EP(右)とともに棺に入れられる岩谷麻優選手(中)

2023.10.31 BAKA GAIJIN+FRIENDS Vol.9

 クリス・ブルックス選手主催の興行BAKA GAIJIN。
 下北沢ARENAという新たなプロレス発信地で月一ペースで開催されるこの興行は毎回チケットが即完。Vol.7にて初観戦となり、運よく今回で3回連続3回目の観戦となった。
 今回は直近の他の興行に漏れずこの大会もハロウィン仕様の大会となった。対戦カードは当日発表。選手や関係者もコスプレをしており大いに盛り上がった。
 このバカガイジンという興行だが非常に独特の雰囲気がある。下北沢ARENAでのプロレス興行は他にもあるが、下北沢という土地とクリス選手の好きなパンクやハードコアの雰囲気が非常にマッチしているのだ。
 大会のエンディング、次回12月12日の大会はバカガイジンの1周年大会となること、本当はともに旗揚げをした仲間である先日引退をしたドリュー・パーカー選手と試合をしたかったことをクリス選手は吐露していた。しかし、それはもう叶わない。二人で始めたバカガイジン。いつの間にかその輪が大きくなり、今では沢山の"バカガイジン"(スタッフ、参戦選手、観客)に囲まれていることの感謝も述べていた。
 ただ一つ、バカガイジンの未来を描きたいとクリス選手は宣言した。そしてその相手として指名されたのは、会場でスタッフをしていた、ガンバレ☆プロレスの若手 中村宗達選手だった。
 中村選手はデビュー前、クリス選手の売店に足を運んでいたほどクリス選手のファンだった。その中村選手と一周年記念大会のメインでシングルマッチを行う。こんな素敵な話あるのかと胸がジーンと熱くなった。
 誰かの夢が叶う。そんな瞬間はいつ見てもグッとくる。とても良い夜でした。

3、2、1 BAKA!の掛け声で締めたクリス・ブルックス選手

終わりに

 10月はとても濃い月でした。いろんな方にお会いし、お話をさせていただき、縁というものや繋がりを大事にしないとな。ということを感じました。
 あとこの興行面白そうだな。という自分の直感を素直に受け入れて、気になるものは積極的に観に行けると良いなと思ってます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
以上

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