#1 First Note
はじめまして。
MARLと書いて「まーる」と読みます。
普段はPRや広告の仕事をしている社会人で、趣味で女性のポートレート写真や動画を撮影しています。
これまではInstagramやFacebook, YouTube, 500px, Frickrなどに撮影した写真をアップしていたんですが、撮影したときの気づきだったり、心動かされたものを書き溜めて置く場所を作りたいなと思い、noteを始めることにしました。
最初の記事ということで脈絡もなく、つらつらと書いていこうと思います。
MARLという名前の由来
このブログは今後、私の知り合いに読まれることがあるかもしれないので、先に「MARL」という名前の由来について書いておこうと思います。
このペンネームのようなものは、以前モデルさんにつけてもらった名前で、たまたまスタジオに置いてあったマルボロ(煙草)が由来です。
本名で色々活動していくのもアリかなと思った時期もあったんですが、本業もあるので、適当に名前をつけることにしたというわけです。ちなみに私は煙草は一切吸いません。
ポートレートへの興味
最初にポートレートに興味を持ったのは、中学生の頃で、祖父の影響が大きかったように思います。
祖父は女性のポートレートをフィルムカメラで撮影することを趣味としていて、実家には写真を現像するための暗室や、写真集が並べられた本棚がありました。
当時の自分には刺激的な写真が沢山あり、祖父のいない間にこっそりとそれを見たりしたものでした。若干のエロティシズムを感じつつも、純粋に美しいと感じたのをうっすらと覚えています。
一番記憶に残っているのは、暗室に勝手に入った後、扉を半開きのまま出てしまって、ものすごく怒られたことですね。今思い返すと祖父の大切なフィルムが感光してしまうわけで、本当にひどいことをしたなと思います。
そんな祖父は昨年亡くなってしまいましたが、今でも私の心に生きています。
D90とプラナー50mm
自分でカメラを買って撮り始めたのはそれから10年以上後のことで、大学1年生の時でした。
祖父が「カールツァイスはいいぞ。カールツァイスは。」と言っていたので、NikonのD90とCarl Zeissのプラナー50mmを新宿のマップカメラで買ったのです。
今はもうどっぷりとレンズ沼にはまっているので、なんとも思わなくなりましたが、プラナー50mmは確か7万円くらいだったはずなので、当時の自分にはとても大きな買い物でしたね。
普通は初心者で買うとしたらオートフォーカスのレンズにすると思うんですが、最初からマニュアルフォーカスのレンズを選んでしまったばかりに、ピンボケの写真を量産することに…。D90のあのファインダーでMFで撮っていたかと思うと我ながらすごいなと感じます。
いま見返すとホワイトバランスも露出もおかしいし、瞳にピントがきてないし、構図も「??」と思うところが多いんですが、逆にそういう縛りが何もなかったので撮ることがとても楽しかったのかもしれません。
そしてレンズ沼へ。
カメラマンなら誰しもが通る道だと思うんですが(と信じたい)、D90と数年過ごしたあと、「Canonのあの肌色はキレイ」「Lレンズならもっと良い画が撮れるはず」「このボケ感がクリーミーで良い」などなど無限に欲求が出てきてしまい、いわゆる”レンズ沼”に踏み込んでしまうことに。
50mm F1.2L、85mm F1.2L、70-200mm F2.8Lとか機材だけは立派という…。形から入るタイプなのかも。
カメラボディもAPS-CのD90から、フルサイズのEOS 5D Mark IIIに。完全にこの頃の金銭感覚バグってましたね。
実際のところ、5D3と85mmで撮ると女性の肌がとても美しい描写になるので、「写真上手くなったのかも?」と錯覚してしまいましたね。
最近のことと、これから。
社会人になってから数年は撮影意欲があまりなかったんですが、4年前くらいに冒頭の祖父の具合があまりよくないらしいということで帰省した際の祖父の言葉で、また撮ってみようかなと思うようになりました。
ざっくりとこのようなことを言われたのです。
言い訳をしたり周りの目を気にしてやらなかったこと、やれなかったことがあったけど、もっと自分の気持ちに正直になって色々チャレンジしてみようかなと思うようになりました。
また、そのころにイルコ=アレクサンドロフさんの写真や動画を知ったこともあり、ポートレートを再びやってみようと決めました。
以前使っていたCanonの一眼レフから、SONYのミラーレス (α7R III)に移行しました。撮って出しの色合いはCanonが好きなのですが、スチールだけでなく動画もやってみたいと思っていたのでSONYに移行しました。
昨年からAUXOUTさんの影響でCinematic Vlogなるものも始めてみました。動画撮影はとても難しいですが、楽しいです。
最後に
だいぶ長文になってしまいました。
このnoteでは、撮影したときの発見だったり、
心動かされたものを書き溜めておく場所にしていく予定です。
基本的に内容は女性ポートレートです。
飽き性なので、いつまで続くかわからないですが、
一人でも読んでくれる方がいればうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2022.05.06.
MARL
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