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【事業承継への想い】レジャーホテル業界の未来へ繋ぐべきは、人の可能性。


写真左:マークス創業者「氏家正裕」 写真右:新代表取締役社長「菊池博道」

~ レジャーホテル業界内の未来の光となる事を信じた事業承継 ~


目次

  1. はじめに

  2. 業界の現状と課題

  3. 事業承継の重要性

  4. 新しい価値観と協業の可能性

  5. 多様な人材の活用

  6. 顧客ニーズの変化への対応

  7. マークスの取り組み

  8. おわりに


仙台協立グループ内のラウンジスペースで対談


1. はじめに

■ 本日は、株式会社マークスの事業承継にあたり、仙台協立グループの代表、そしてマークス創業者でもある氏家社長、新代表の菊池社長にお話を伺います。早速ですが、菊池社長より新代表としてのメッセージをお願いいたします。

菊池:
マークスは2024年7月に創業24年を迎えます。
「レジャーホテル業界の未来の一助となる」
という想いは、私たちの使命であり、
不変的な企業姿勢です。
創業家ではない私へバトンを渡していただいたことは、
身に余る光栄であり、
同時に挑戦と変革の大きな機会だと捉えています。
昨今、正解のない不確かな時代と言われていますが、
その中でも確かなモノ、大切にすべきは人の心。
健全な店舗運営の先にある仲間の輝く未来を信じ、
夢や目標を叶えられる会社を創ります。
そして、私たちの存在、事業の在り方を
希望の光のように感じてくださる方のために、
日々邁進していく所存です。

氏家:
菊池さん、どうしたの今日!なんだか堅いね!

菊池:
まあ今日はしっかりと・・・笑

氏家社長はいつも和やかな雰囲気、佇まいでステキですね。
事業承継にてマークス社を受け継ぐ決心、その当時の心境に迫ります。


2. 業界の現状と課題

■本当に信頼し合っているのが伝わりステキです。さて昨今、レジャーホテル業界の現状と課題についてどのようにお考えですか?

菊池:
レジャーホテル産業には安定した需要がありますが、
同時に多くの課題も抱えています。
最も大きな問題の一つが、
オーナーの高齢化による後継者不足です。
また、地方都市の人口減少においては
「集客」「雇用」どちらにも影響する為、
私たちが運営受託や事業コンサルティングなどで、
ご支援させて頂くレジャーホテル様には、
早い段階で打開策となるアプローチを実施しています。
「経営」「集客」「採用」「人事」全てですね。
独自のノウハウではありますが、
この先は「企業として属人化」してしまう事も避け、
日本全国へ提供出来るようにしていきたいと考えています。
後継者不足などの課題に対応するためには、
業界全体で知恵を絞り、
新しいアプローチを模索する必要があります。

業界の未来に向けた挑戦がすでに始まっていました。


3. 事業承継の重要性

■ 氏家社長にご質問ですが、長年、創業から築き上げてこられた事業を菊池新社長にお渡しになる心境はいかがでしたか。業界内でも非常に興味深い話だと思いますので、宜しければぜひお聞かせください。

氏家:
創業から23年ですからね。
これまで築き上げてきた事業を託すことは
私の人生の中でも大きな決断でした。

しかし、業界が直面する課題に対して、
新しい視点と発想が必要だと感じています。
菊池さんなら、これまでの
マークスの伝統や文化を尊重しつつ、
革新的なアプローチで業界を牽引してくれると確信しています。
事業承継は単なる経営権の譲渡ではありません。
これまでの経験と知恵を次世代に引き継ぎ、
新たな可能性を切り開くプロセスなのです。
私たちが先陣を切り、実例を示すことで、
業界全体の希望の一助となることを目指しての事業承継ですね。

実際、私と血縁関係がなく、
尚且つ創業家ではない菊池さんへ、
事業承継を実施していく姿こそが、
全国のオーナー様の勇気や希望にも繋がるんじゃないかって。

「あぁ、やろうと思えば、なんだって出来るんだ。」
という感覚になって頂ければそれこそ本望ですね。

最後に信じるのは人間同士の想いですから、
そこは今も大切にしている部分ですね。

絆、深まりし、事業承継。


4. 新しい価値観と協業の可能性

■若手の価値観や業界内での協業についてはどうお考えですか?

菊池:
若手の新しい価値観を取り入れることは、
自社においても、業界の活性化にも不可欠です。
彼・彼女らのフレッシュな視点や革新的なアイデアが、
業界に新たな風を吹き込むでしょう。
実際、マークスのSNSを稼働させているのは
抜擢された20代前半の女性スタッフですからね。
毎週の人事会議にも参加しており、
仕事の機会を自ら成長のチャンスと捉えて、
乗り越えてまた、新しい力を磨いていく姿は
非常に頼もしい存在だと私だけではなく、
当社の社員の皆さんも感じているのではないでしょうか。

また、これからは競合ではなく協業の時代です。
例えば、M&Aを通じて異なる企業文化や
ノウハウを融合させることでお互いが発揮すべき力が
シナジー効果を生み出し経営を強化できます。
その為には、人間性や仕事の姿勢を、
日常から磨き続けていく教育が不可欠ですね。
当事者意識を磨くと言いますか、
自分事として仕事を捉えるスピードを、
本人にとってどのペースが最速なのか、
この点を丁寧に見極めて導いていく事が、
マネージャー・リーダーには必要になってくると思います。

マークスの社員集合写真。様々な年代が多様な価値観で働いています。


5. 多様な人材の活用

■ シニア層や仕事復帰を目指すパートタイム労働者の活用についてはいかがでしょうか?

菊池:
マークスでは、年齢や雇用形態に関わらず、
すべての人材が活躍できる環境づくりを目指しています。
シニア層の豊富な経験と知恵は業界にとって貴重な資産です。
いくつになっても働ける職場って、ステキじゃないですか。

また、育児や介護などでいったん仕事を離れた方々の復帰も
積極的に支援しています。
私たちが「いつまでも働ける場所」を提供することで、
社会問題である雇用の課題解決にも貢献したいと考えています。
多様な背景を持つ人材が集まることで、
新しいアイデアが生まれ、
サービスの質も向上すると信じていますし、
ビジネスモデル上、お客様とお会いする事は少ないからこそ、
接客に自信が無い方でも
安心して働ける環境にしていきたいですね。

「いくつになっても働ける!」という事が活力になるスタッフさんも多数。
長年勤められる安心感も非常に大きいようです。

6. 顧客ニーズの変化への対応

■ 変化する顧客ニーズにどのように対応していくお考えですか?

菊池::
お客様のニーズは確実に変化しています。
特にこれまでにない高付加価値サービスへの要望が高まっています。

私たちは、この変化を新たな機会と捉えています。
例えば、宿泊を前提としないレジャーホテルの運営や、
休憩システムの充実など、柔軟なサービス提供を心がけています。
また、最新のテクノロジーを活用し、
お客様の利便性を高める取り組みも進めています。
重要なのはここに” 人のチカラ ”です。
スタッフの教育と能力開発に力を入れ、
きめ細やかなサービスを提供できる体制を整えています。

様々な人のチカラで成り立つのがレジャーホテルなのですね。


7. マークスの取り組み

■ マークス社の具体的な取り組みについて教えてください。

菊池:
マークスでは、オーナー様のニーズに合わせた
多様なサポート体制を整えています。
運営委託契約、賃貸借契約、コンサルティング契約など、
様々な形態でオーナー様の経営をサポートしています。
また、企画・計画立案から、
最適なコスト管理、スタッフ教育まで、
ワンストップでトータルコーディネートを行っています。

これにより、オーナー様は運営の負担を軽減しつつ、
ホテルの経営を継続することができます。
さらに、業界の未来を担う人材の育成にも力を入れています。

佐々木取締役部長は、先日、東北エキスポ東北で登壇。業界内でも大きな注目を浴びています。


8. おわりに

■ 最後に、レジャーホテル業界に携わる方々へのメッセージをお願いいたします。

氏家:
レジャーホテル業界で働く皆さんには、
自分たちの仕事に誇りを持ってほしいと思います。
私たちは、人々の生活に潤いを与える
大切な役割を担っているのです。
常に向上心を持つ仕事こそが、
業界全体の発展に貢献していく事だと信じています。
そしてその牽引役を菊池さんが担ってくれるはずですから。

菊池:
はい。私たちの業界は、
人と人とのつながりが何より大切です。
オーナーの方々、従業員の皆さん、
そしてお客様一人ひとりの想いを大切にしながら、
共に成長していく姿勢を忘れてはなりませんからね。

マークスはレジャーホテル業界の一員として、
これからも全力で貢献していきたいですね。
特に事業承継や自社ホテル運営で
お悩みの方もぜひ私たちにご相談ください。
今回の対談記事の内容が想いの全てですので、
ぜひご安心してご相談頂ければ幸いです。

また、人の採用も活発です。
マークスでは大小関係なく
夢や目標を持つ方々を歓迎しています。
私自身も10年前にハローワークからの応募で中途入社し、
血縁関係もない中で現在の代表取締役社長に就任しました。

このような実例があるからこそ、
夢や目標を見つけたいという方も、
ぜひ来てみませんか。
その道筋を共に考え一歩ずつ進めていきましょう。

熱いお話、ありがとうございました!

■ 本日は、貴重なお話をありがとうございました。レジャーホテル業界の新たな時代を感じる事例であり、挑戦の心を感じさせて頂ける対談となりました。

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マークス社の今後の展開に、大いに期待が高まりますね。なお、マークス社の求人情報や詳細については、公式サイトをご覧ください。