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「鎌倉殿」でチリチリっと、ちょっとしっくりこないこと

note読んでると、極たまーにではあるけど、自分の言いたかったことを、うまく表現してくれてる文章に出会うことがあってすっきりする。
 最初のチャラい展開にぶーぶー文句を言いながら見始めた「鎌倉殿」ではあったけど、最近では毎週の楽しみにはなっている。なってはいるが、すごーく小さいモヤモヤが蓄積されていたのを、ずばっと表現してくれるnoteに出会った。
 そうなの。
「義時、なにしたいん?」
 史実がそうだから、仕方ないんだけど、義時、暗い顔してる割に誰も助けられてないじゃん?? 被害者ぶってるけど、結局親戚筋をザクザク殺して生き残ってるじゃん?って。
 義経・・ 頼朝のせい
 範頼・・頼朝のせい
 ここまではいいわ。
 しかし、
全成・・ 若干本人も悪いけど、救えたよね?
仁田殿・・・話聞いてやれよ
頼家・・ 若干本人もわるいけど、積極的に消したよね?
一幡・・・ なんとかなったよね?
比企・・・敵対はしてたけども、でもねえ。
畠山・・・ 全然救えたでしょ? 放置だったでしょ?
稲毛・・・ 畠山にあれだけされたのに、まだ見殺すの??

鎌倉を第一に考えているようにみえて、結局北条家なのよね大事なの。
「心を鬼にしている」から主人公正義!っていう風に三谷幸喜は持っていきたいのだろうけど、なんか、なーんかひっかかるのよね。
 仲間以外は全部切ってくやり方の世の中に、自分の正義を貫いた畠山は確かにかっこよかったけども、その畠山を犠牲にしてまだ守ってるものってなに? 結局、どう描こうが利己じゃない??無理がある・・。と、死屍累々を見過ぎて冷めてきたよ。
 牧氏の変は早く終えて、早く、直接的に義時が困る承久の乱に行ってもらわないと、もたない。
 ↓の方が書いてる通り「早く足利でてきて、北条滅ぼしてよ」とおもってしまいます。
 今の日本の政治家に重なるところがあってむかつくのもあるのかもしれません。



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