マザーズ指数急反発【転ばぬ先のテクニカル】


売られ過ぎ感台頭で押し目買い

週明け21日の東京株式市場は3日ぶりに反発。お伝えしてきましたように、先週木曜日に日柄変化日を迎えた東京市場は、その日から1勝2敗となっていますが、日足ローソク足は3日連続の陽線形成。ストキャステックFASTもSLOWも20%割れとなり、売られ過ぎ感台頭で押し目買いが入ってきていることが分かります。

プライム指数5日線回復できれば反騰体制

昨日の日経平均は5日線(3万1744円)で上値が抑えられた格好で、調整完了サイン点灯には5日線や75日線回復が必要ですが、プライム指数はこの3日間、75日線が下値サポート機能を発揮しており、5日線を回復できれば反騰体制が整います。

マザーズは底打ちの可能性

昨日、目を引いたのはマザーズ指数の急反発です。マザーズ指数は6月21日高値(871ポイント)から8月18日安値(708ポイント)まで18.7%もの急落で年初来安値まで落ち込んできました。松井証券のマザーズ店内信用評価損率はマイナス25%超となったようで、追証に伴う投げ売りも相当持ち込まれたと思われますが、5日線回復により底打ちの可能性が出てきました。

銘柄選択はグロース市場中心

今週は23日のエヌビディアの決算発表と24日~26日のジャクソンホールに注目が集まるため、プライム市場の主要銘柄は様子見となりそうであり、今週は銘柄選択するならグロース市場中心が良いように思われます。


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