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【マーケティングトレース】今週(1/19)のマーケティング思考力を鍛えるのに参考になる記事5選

こんにちは!トレース編集部の二瓶(@ayuto_nihei / Twitter)です。

東京はインフルエンザが大流行していますね。。
私の職場でも流行っており、私の目の前と左隣の方が体調不良で会社を休んでいます(インフルエンザではないようですが)。
(絶対私も何かしら菌をもらっていると思う。。笑)

みなさま体調にはお気をつけください!

さて、今週もマーケティングトレース思考力を鍛えるのに参考になる記事をご紹介していきます!

①映画「ボヘミアン・ラプソディ」はなぜ2018年で一番ヒットしたのか?【マーケティング視点で分析】

2018年10月23日公開の映画「ボヘミアン・ラプソティ」をマーケティング視点で分析をしている良記事です。
2018年の年間興行収入1位に輝いたこちらの映画について、コンテンツとしての魅力、Twitter・フェイスブックなどのSNS戦略、テレビとの連動性など細かく分析をしています。

①映画公開前:SNS(フェイスブック/ツイッター/インスタグラム)とYouTubeでの予告動画、そしてWEBメディアを加えたデジタルでの接点で話題を創る。フェイスブックの影響が意外と大きいと感じる。 
②映画公開後:公式SNSでイベントの告知をしつつ、話題になったファンの口コミをリツイート。そして大きな燃料となったのが地上波での特集。公式SNSで放送日を告知することで、放送後にツイートが生まれる状況を作る。SNS→TV→SNSと循環させる。

まだ上映中の映画なので、まだ観ていない方はこの機会にみるのもいいかもしれませんね。


②ラッキンコーヒーという中国でスタバを圧倒する急成長のコーヒーチェーンがやばい

中国のコーヒー消費量は、毎年15%程度伸び続け、2020年には1兆元(約17兆円)市場、2030年には2-3兆元市場に成長すると見込まれています。

その中国のコーヒー市場でスターバックスを抜く勢いで躍進をしているコーヒーチェーン店があります。それがこの、ラッキンコーヒー。

ラッキンコーヒーがここまでの勢いで成長をしている背景は主に下記3点。

価格帯を抑えたコーヒーの提供→スターバックスより1〜2割ほど安い価格帯。ホワイトカラー以外の顧客も買いやすい値段でコーヒーを提供。また1杯買うと1杯無料キャンペーンなど積極的にクーポンの発行を行なっておりリピーターや新規顧客獲得施策を実施している。
店舗で行列ができない仕組み(アプリ決済)→専用アプリで来店前に事前注文・決済ができるため、店舗に行ってすぐにコーヒーを飲むことができる(待ち時間を作らない取り組み)。オペレーションとしても、事前注文を受けることでコーヒーを作る手間も減少し、オペレーション負担を軽減している。またコーヒーのデリバリーを受け付けており、それもアプリで対応が可能。直接店舗に来なくてもアプリで顧客とコミュニケーションが取れるため、より細かい施策を打てるようになっている。
スケール化優先の店舗出店→赤字覚悟で各地に店舗を出店している。ただ前述のアプリでのマインドシェア獲得+デリバリーを行なっているため、必ずしも賃料の高い一等地に店を構えなくても注文を受け付けることができる。そのためコストを抑えて郊外や二等地出店でも十分利益を得ることができる。

ユーザー体験の向上と、アプリで事前注文を受け付けることで作業効率の向上を同時実現。それによりコストを下げ、低価格でコーヒーを提供できるようにしているようです。


③「平成最後」を取り入れたキャンペーン事例

平成もあと残りわずか。。平成元年生まれの私としては、なんだか寂しいものです。こちらはそんな「平成最後」を取りいれた各社キャンペーンの事例を載せている記事です。

「平成最後だから○○しておかないと!」といったユーザー心理は、この数ヶ月は働きやすい状況ではあると思うので、そこにハマる企画だとウケは良さそうですね!


④「世の中に新しい提案、できていますか?」マーケターとして市場創造する方法【花王廣澤氏×OB石井氏】

新しい市場を創造するためには、

細分化された市場が存在しているかもしれないけれど、AとA´の市場というのは限りなく近い。それらの市場を同じものとしてセグメント化し、効率的な生産とコミュニケーションを戦略的に行うことが求められているのです。そして、適切なセグメントを作るには、これまでより深い顧客理解を行うことが重要になっています。

デジタル化によって、顧客を細かい粒度でセグメント化することができるようになりました。その一方、深い顧客理解を行い、セグメント間の共通点を見つけ出すことが今のマーケターに求められています。

また、この記事では、今のマーケターは「多くの引き出し」と「柔軟な発想力」を持つことの重要性も訴えています。世の中に新しい提案ができるマーケターになれるように日々精進したいです。


⑤KIRI.sawaさんのリッツカールトンのマーケティングトレース

この記事にあるリッツカールトンの成功循環モデルの分析が非常に面白かったです。
リッツカールトンの一貫性のある企業文化、対応力はこうやって生み出されているんだと、整理されていました。


以上

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また来週もよろしくお願いします。


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