ChatGPTを"コンサル的"に活用する〜小売業編〜
今回のお悩み
(架空の企業のお話です)
<企業名>
・ABC雑貨屋
<ビジネス内容>
・町の雑貨屋。子どもから大人まで人気の商品を多数揃えている。
<年商・現状の問題・すでに対策したこと>
・年商:2000万円
・問題:最近、近所に大型の100円ショップができた。それ以降売上大幅減。
・すでに試したこと
- ネットショップを始めたが、1日1件程度しか注文が入らない。
- 道でビラ配りもしたがうまくいかない。
- 若者に人気の新商品を投入。でも売上は増えない。
<解決したい問題と予算>
・売上を増やしたい。でも具体策がわからなくて困っている。
・販促費用の予算は10万円。
このような悩みのある企業は、どのようなことをChatGPTに相談すればいいのでしょうか。
質問事例
2つの質問方法を事例に取り上げてみましょう。質問例1と質問例2のどちらがいい質問だと思いますか?
どちらの方がいい質問でしたか?
質問例1の方は、色々試してうまくいかなかったことはよくわかりますが、何をどうしたいのか具体的なことが書かれていません。これではChatGPTには問題点が具体的に伝わりません。これに対し質問例2は、非常に具体的に問題点が記載されています。
それではそれぞれ、ChatGPTがどのように回答したのか見ていきましょう。
ChatGTPの回答
質問例1のやり取りは、以下の通りです。
質問に具体的なことが書かれていなかったため、ChatGPTもあまり具体的な回答をしていません。質問の内容から会社の規模はわかりませんから、「うちの店にこんな大企業のような提案をされても」というものもあるでしょう。
あなたの店を訪問するコンサルタントなら、事前に下調べもしているでしょうし、店に行く途中で町の情報もチェックしているでしょうから、言わなくてもわかることがたくさんあるでしょう。しかしChatGTPにはそのような情報はまったくありません。そのため、より詳しく説明してあげる必要があるでしょう。
では次に、質問例2を見てみましょう。
問題点をより詳しく書いた結果、「地元の人とコラボレーション・つながり」が強調されています。これを読むと「なるほど」と感じる部分もがあるのではないでしょうか。また、質問例1のような曖昧な回答ではなく、具体的な回答です。
もしこの内容を読み、不満な点やわからない点があれば、引き続きChatGPTに質問をしていくといいでしょう。そうすることで更なる情報を得ることができます。
*ご注意ください*
・本件は、ChatGTPの質問事例をご紹介するコンテンツであり、ビジネスコンサルを目的としたものではありません。みなさんのビジネスの改善については、本コンテツを参考にするのではなく、ChatGTPに直接お尋ねください。
・ChatGTPは、古い情報を参照している場合もあります。また誤った回答をすることもあります。戦略を実行する前に、必ず最新の情報と照らし合わせて、戦略を取るか否かご判断ください。
・ChatGTPの表示した結論に対して(事実と異なるなど)、責任は負いません。
・この情報はコンテンツ作成時のものです。
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