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ウクライナに続々と届くSpaceX社のスターリンク📡

Hiroyo Morita・盛田 祐代 / Creative Entrepreneur

　SpaceX社の衛星通信「スターリンク（Starlink）」のアンテナが続々とウクライナに到着しているそうです。

　一度、二度の発送で終わらず、次々と運び込まれているようです。今後の情報もチェックしたいものですね。

　ところで、スターリンクの衛星の打ち上げがどのように行われているかご存知でしょうか？　SpaceX社で、頻繁にスターリンクの打ち上げを行なっています。直近では、日本時間２０２２年３月１９日に行われました。

　スターリンクは、Falcon 9ロケットで打ち上げられます。これまで１回の打ち上げで最大60基打ち上げられました。今回は53基打ち上げられたそうです。

　イーロン・マスク氏よりスターリンクが宇宙に展開された画像が公開されました。一つずつ展開されるのではなく、まとめった形で展開されます。

　スターリンクは宇宙に行けば安心かというと、そうではないそうです。これまで40基のスターリンクを磁気嵐で失っているそうです。厳しいですね。

　磁気嵐で失ったことを絵文字「🧲⛈🪦」と表現するイーロン・マスク氏のセンスはさすがです👏

　ところで、SpaceX社といえば「再利用可能なロケット」です。つまり、宇宙に行ったブースターは地球に無事に着陸しないと、再利用できません。例えば着地に失敗して海に落ちたり、爆発したら使えないのです。打ち上げだけでなく、正確に着陸することも重要なのです。

　今回のスターリンクの打ち上げで使われたFalcon 9のファーストステージは、12回目の打ち上げに成功し、なんと12回目の着陸にも成功しました。つまり、このFalcon 9は12回宇宙に行き、12回地球に戻り見事に着陸したということです。これは同社にとって初めてのことです。

　これまで「ロケットと言えば使い捨て」でしたが、その常識を大きく覆しました。

　今、ウクライナ関係で話題になっているスターリンクですが、衛星を打ち上げる段階においても宇宙業界の常識を大きく変えています。SpaceX社には今後も注目です。

＊Twitterより引用

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