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大人の学びには道標がない
子どもの学びには、たくさんの情報があります。日本では、小学校・中学校は義務教育ですから、「どうしよう」なんて迷う余地はありません。行かなければなりません。そして学歴重視の日本では、高校・大学と進学し社会人になります。ここまでは道標がありますね。
しかし、この先には道標がありません。大人の学びには道標となるものがないのです。体験談、社会人の学びを専門にした情報を参考にするなどして自分で考えなければなりません。
そもそも、本人に「学びたい」という意欲がなければ、学ぶ必要はありません。将来どうなるかは別として、まったく学ばず人生を送ることも可能です。
しかし、「新しい資格と取りたい」「新しい知識を身につけたい」「新しいことに挑戦したい」「より多くの収入を得たい」などという目標があれば、「このような勉強をしてみよう」と具体的な方法を見つけることができます。
目標を明確にする
資格を取らないとなれない職業があります。例えば医者や弁護士などがそうですね。子供の頃には興味がなかったけど、大人になったら「面白そう」と思う資格を発見した方もいらっしゃるでしょう。そのような方は資格取得に励まれるといいでしょう。
または、子供の頃にはその分野は存在しなかったが、大人になったら登場した分野というものもあります。例えば、学生時代にスマートフォンのなかった世代の人は、学生時代にスマートフォンのアプリの開発技術を学ぶことは不可能ですね。当時存在しなかったものは、今しか学べません。
他にも、より高度な知識の習得を目指し、専門学校や社会人専門の講座に通い学ぶ人もいるでしょう。もちろん、大学・大学院を選ぶ人もいます。
中には、本で知識を習得することができる人もいますね。著名な起業家なども本を読むことで有名です。
何を学びたいかで選択肢は変わってきます。例えば「MBA取りたい」というなら大学院に行かないといけませんね。まずは、目標を立てましょう。
大人ならではの悩みもある
実際に学ぶとなれば、子供の学習にはない大人ならではの心配事項もあります。
まずは学費の捻出です。家賃、生活費、そして老後の蓄えなどを考えながら、ご自身の学費を考えていかなければなりません。お子さんがいらっしゃる方は、お子さんの学費とご自身の学費を支払うことになります。
もちろん仕事との両立も考える必要があります。子どもの場合は「勉強と部活」「勉強と習い事」などですが、大人は「勉強と仕事」です。仕事をおろそかにしてはいけません。「勉強に力を入れた結果、仕事ができなくて職を失った」では本末転倒です。そうならないようにしましょう。
学費の捻出と仕事との両立ができないと、学びを途中で断念せざるを得ない状況になります。事前にしっかりと検討しましょう。
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