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マーケティング

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こどもでもわかるマーケティング。マーケティングについて解説。
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#ビジネスモデル

<最終回>風の時代のビジネスモデルを見つけるコツ

 いよいよ最終回です。「風の時代のビジネスモデル」と言われても「一体どうすればいいの?」と思うものです。ちょうどこのシリーズを始めて8ヶ月目になりました。この間に起きたことも踏まえながら、今回は風の時代に成功するビジネスモデルがどのようなものかという「見つけ方」についてお話しましょう。

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「○○バブル」という言葉に左右されない

ある業界が熱狂すると「○○バブル」という言葉がよく使われます。このようなニュースを目にした時、無条件に「バブルはいずれ弾けるから、危ないものには近寄らない」という考えで行動していいのでしょうか。もしそのような考えで行動すると、リスクを回避できることもあるかもしれませんが、時代に乗り遅れることもあるかもしれません。

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NFTゲームが誰でも稼げる時代を作る

 地の時代に入り、新たな働き方が登場しました。「NFTゲームで暮らす」という方法です。つまりゲームをプレーして日々の生活費を稼ぐという手法です。すでに海外ではそのような方法で収入を得て暮らしている人がいるそうです。日本で実現するには、現段階においてはいくつかの課題があるでしょう。しかし、将来的な目線で考えると、社会問題を解決する重要なビジネスモデルになるのではないでしょうか。

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ビットコインを法定通貨にしたエルサルバドルからビジネスモデルを考える

2021年6月9日、エルサルバドルではビットコイン法案が可決しました。「ビットコインが法定通貨になる」という意味は、「ビットコインで支払いができる」にとどまりません。法定通貨にした結果、国を豊かにし、新たな雇用を生み出します。 エルサルバドルの事例は企業がビジネスモデルを考える上でも参考になります。考えてみましょう。

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地の時代は「ガソリン車」、風の時代は「電気自動車(EV)」

テスラ社がトヨタ自動車の時価総額を抜いたーー。 それは2020年7月1日(米国時間)のことでした。自動車業界に激震が走ってから1年になろうとしています。この日から自動車業界は「地の時代」から「風の時代」へとシフトしたと言えるでしょう。「馬から車」「手紙からメール」など時代はどんどん変わっています。このような時に過去にしがみついていてはいけません。これは自動車業界のみならずどの業界でも言えることです。 今回は自動車業界を参考に、ご自身の属する業界についてお考えください。

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「風の時代の通貨(暗号資産)」からビジネス・マーケティング戦略を考える

地の時代の通貨、それはまさに「地(=国)」に依存する法定通貨でした。ところが風の時代に入り「暗号資産(仮想通貨)」の話題が増えました。暗号資産というと、「投機色が強く、ビジネスの世界とは遠いイメージがある」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。本当にそうでしょうか。今回は「ビジネス・マーケティングと暗号資産」について考えてみましょう。

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利益を得るために💰

 前回、「お弁当屋さんとアプリ開発会社ではビジネスモデルが異なる」ということをお話ししました。「そんなことわざわざ言われなくてもわかっているよ!」と思われた方もたくさんいらっしゃることでしょう。  企業にせよ、副業にせよ、売り上げ以上のコスト(材料費・人件費等)がかかってはいけません。コストをいかに下げるかが重要です。みなさんのお財布と同じです。収入より生活費の方が高くては暮らしていけません。  ここでは特に小さな会社・副業の人の目線でお話ししましょう。大企業のように資金

新サービスは「やりたいこと」+「どのように利益を得るか」で考える

 「新しいビジネスを始めよう」という時、「どのように利益を得るか」ということも必ず考えるべきです。これは、企業・副業双方において必要なことです。  例えば、「私はお弁当屋さんをやりたい」という場合と、「私はアプリを作りたい」という2つのアイデアがあったとしましょう。どちらも「やりたい」という意味では共通ですが、ビジネスモデルとしては異なります。子どもが書く将来の夢ではないのですから、その点についてもしっかりと考慮した上で、我が社(副業の方なら「私」)は「お弁当を売るか、それ