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【欧州レポート】ブルガリア経済とブロックチェーンへの期待とは?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは6月3日に「個を中心とした新しいビジネスと採用の未来 」というテーマでイベントを行います!是非ご参加ください!

5月13日から15日までブルガリアのソフィアで開催されたWebitと言うサミットに参加してきました。

ブルガリアは2017年データで、人口は700万人ちょっとの国です。昨年1月には安倍首相が訪問された事もあり、一部現地の人達からは日本への関心の話もありました!

一方で、少子高齢化が急激に進んでいく国の一つでもあり、移民問題など様々な課題を抱えている国の一つでもあります。

歴史的にも非常に重要な役割をになって来た国の一つで、特にオスマン帝国、当時のソ連によって行われた露土戦争 (1877年-1878年)の最大の激戦地シプカ峠の戦いが行われた場所はシプカ峠は現在のブルガリアに位置します。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は当時の歴史を象徴する建造物の一つで1877年の露土戦争で戦死したロシア兵を讃えるものとして建造され、現在は数多くの旅行者が訪問するスポットになっています。

ここまでは簡単にブルガリアの歴史と、トピックを紹介して来ました。ここからは今回のカンファレンスと大きな動きに関して紹介したいと思います。

Webitというカンファレンスが2009年から開催され、大小合わせると21回様々な国で開催されています。特にブルガリア周辺地域が多いですが(政治的な意図も少しあります)、ヨーロッパ欧米からの参加者が非常に多いのが特徴です。

規模的にはご存知の方も多い毎年リスボンで行われているwebsummitを小さくした形で、2019年の今年はソフィアの国立文化宮殿で開催されたものになります。

イベントの主催者Plamen氏とは昨年11月のマルタで初めて出会い、今回のSummitに初ブルガリアへの参加ということでご招待頂きました。

柔らかい感じの人ですが、現在はブルガリアの国(日本でいうと外務省的なところ)のアンバサダーを勤めていることもあり、各国の要人や国内の大統領含めた政治家、欧州議会の人たちを連携し国のアピールや産業誘致を行なっています。

Summit自体が興味深かったのが、今回はブロックチェーンセッションということで参加したのですが、それ以外にもデジタル関連のトップ企業やマネジメント層、大学教授なども参加し、どちらかというとShow的な意味合いが非常に強いイベントな気がします。

実際にイベントの雰囲気はこんな感じです。

ブロックチェーンに関しては現在欧州議員のマリヤ・ガブリエル氏がブルガリアから選出されており、彼女は現在欧州のデジタル化を進めるプロジェクトに関わっており、EU Blockchain Observatory ForumINATBA含めたいくつかの欧州ブロックチェーンプロジェクトにも携わっており、欧州全体のブロックチェーンの動きとして、ブルガリアとの関わりが今後大きく影響してく可能性もあります。

次回以降は実際のイベントの内容を共有できればと思います。








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