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強みを、徹底的に磨き抜け

「鬼滅の刃」の中で、私が大好きなセリフ😍

〝ひとつのことを極め抜け〟

善逸の師匠であるじいちゃんが、ひとつの型しか使えない善逸に授けた教えです。この師匠の教えを忠実に愚直に守った善逸は、その唯一かつ最大の武器のお陰で、幾多の修羅場をくぐり抜ける。その姿勢・生き様に、憧れや共感を抱いたファンは少なくなかった筈です。。

「弱点を何とか克服し、欠点をなくすべきか」それとも「強みを徹底的に磨き上げ、圧倒的な武器に育てるべきか」どちらが正解か不正解かは、ケースバイケースで難しい。。でも閉塞感あふれる現代では、後者の方が支持を増していると私は感じます。そして、それは人材育成だけじゃなく、マーケティングにおいても同様です😎

まさに強みを磨き抜いたことで成功した最近のマーケティング事例の代表例こそ、知る人ぞ知る名店「挽肉と米」 (@ ̄ρ ̄@)

コロナ禍にオープンした数あるお店の中で〝一番 成功した外食店〟

そう評しても過言ではないほど、いまや連日の大行列・大盛況。SNSでも、お客様による大量のバーグの画像が連日アップされてます。。

お店のコンセプト〝挽きたて 焼きたて 炊きたて〟が示す通り、最大の売りはハンバーグを目の前で焼き上げ、出来立て熱々を提供するスタイル。お客さんはいつ行っても、究極の〝焼きたて〟を食べられる😍

驚愕すべきは、そのメニュー。用意されているメニューは、なんとたったの1種類。ハンバーグ・ご飯・味噌汁という、1種類のみ (´⊙ω⊙`)

にもかかわらずコロナ禍でも、秒で話題になり、アッという間に行列のできる人気店に成長。2020年6月開業、コロナ禍の真っ最中に始めて、右肩上がりにファンを増やし続けてる(゚o゚;;

まぁ、人気の最大の理由は、当然ながら メチャメチャ美味いから なんですけど。ひと口 食べれば感動してSNSにアップしたくなる美味さ。そして、その美味しさを可能にしているのが、メニュー1種類で勝負した戦略 でしょう。。

メニューがひとつだからこそ仕入れもオペレーションもムダを省け精度が高くなり、それによって 全てのお客様に対して、常に〝挽きたて、焼きたて〟を提供することが可能になる。

でもまぁ、言うは易しで😅こんな芸当なかなかできんす。だって まず 飽きられる怖さ(・_・;  たったひとつのメニューで、果たしてリピートしてもらえるのか(~_~;) 飲食店に限らず大抵のビジネスはリピーターさんのお陰で成り立っている訳で、たったひとつのメニューなんて戦略は、ふつうは選べない。。

でも、勇気を持って決断・実行し、ひとたび成立させることができれば、それは競合との圧倒的な差別化につながり得る。。それを見事に証明してくれた事例ですね…(*゚▽゚*)


最後までお読みいただき、ありがとうございました🤗

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