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2026年ビットコイン仕込み時@2023/11/5(追記あり)

また、だいぶ先の話になります。


前置き

前回は、175週線について考えました。

今回は、また別の観点で考えてみたいと思います。
まずは、前提知識として、ATRPという指標を使います。

これは、1日の値幅(ボラティリティ)を示す指標の一種です。

TradingViewで見れるやつだと、以下の画像で、ATRPの白いラインは、過去14日平均の1日の値幅で、ATRPの緑のラインは、その「14日平均の値」の20日移動平均線を作ったものです。

問題のチャート

では、以下の3つの図を見て頂きましょう。これは、bitflyerの円建てのビットコインのチャートです。

お分かり頂けたでしょうか?

この3つの地点は、約3年10か月周期の半減期のサイクルのボトムを示す地点です。確かに、この地点よりも、価格が安い所もありますが、この3地点には共通点があり、ここを起点として、本格上昇が始まる感じです。さて、より具体的に言うと、どこが共通しているでしょうか?

問題の正解

正解は、3つとも、ATRPの白いラインの値が2.0を割ってるんです。要するに、本格上昇の直前に、一瞬だけ、凪のような相場がやってくるんです。ここを押さえておけば、ガツンと資金を投入できます。

ただ、ドル建てだと、2019年は2.0を割りませんでした。2.2なら割ってます。というわけで、2.2を基準にしたほうがいいかもしれません。

問題の正解(の追記)

2018年11月の直前にも凪相場はあって、そこでも2.0を割ってます。そこで間違って買う可能性があるんじゃないの?という意見もあるかもしれません。確かに、それはありますね。それについては、半減期の期日を参考に、ある程度の日程を推測しておいたり、ある程度分散して買うとか、別の工夫も必要になります。このケースだと、2020/5/12が半減期の期日でしたから、それも1年ちょい前から上がるということなので、2018年11月だと、ちょうど1年半前なので、ちょっと早いですね。大体、上がり始めは1年から、早くても1年3か月ぐらい前までだと思います。そこで、ちょっと、アレ?って思わないといけないですね。

ちなみに、2018年11月15日には、ビットコインがハードフォークして、ビットコインキャッシュができるっていうイベントがあって、ここは、そういう特殊事情での凪相場になってます。「もしかしたら、ビットコインより、ビットコインキャッシュのほうが、メインのビットコインになるんじゃないの?」っていう疑心暗鬼も結構あった時期なんですよね。その後、ハードフォークが何回かあって、「もし、分かれても、ビットコインのほうが上なんだ!」ってことが分かったので、今では、こういう心配はほぼ無いですね。

あ、ビットコインのほうが上なのは、結局、開発に関わってる人の大部分はビットコインに残るからです。どれぐらい人が動いてるかは、Githubのスター数とかを見ればいいです。

どういうふうに使える?

だから、少なくとも、この値が4とか5のうちは、まだまだ分からないってことです。

しかし、3が出たあたりから、仮想通貨の口座にある程度、お金を入れておいたほうがいいかもしれません。そして、3を割って来たら、いつでも、仮想通貨口座に即日入金できる額をさらに増やしておく感じです。

株など、他のアセットで、SBI証券を使っている場合で言ったら、証券口座の「預かり金」状態だと、すぐに動かせないので、住信SBIのほうに移しておく感じです。まぁ、住信SBIは銀行なので、1000万円を超えるとペイオフ対象外なので、それで、預かり金と分けて置いている人も居るでしょうけど、それだと、すぐに動けないんですよね(経験談)。リスクもありますが、一方で、ビットコインを買い損ねるリスクも考慮に入れてください。他にも、為替のFX口座とか、CFD口座とかに置いているお金も、すぐには動かせないので、3が出たあたりから、ぼちぼち移動し始めたほうがよいです。FX口座とか、CFD口座にあるお金は、預かり金よりさらに日数がかかるので、少なくとも預かり金にはしておきましょう。

あ、それと、投資信託とかに入れてるお金を回す場合は、こいつも換金するのに2~3日かかるので、気を付けましょう。

土日の資金移動は、特にもたつくので、ATRPで3が出たあたりから、木曜の夜とかに、今週は資金を移動しなくて大丈夫か、チェックする習慣を付けたほうがいいかもしれません。移動したほうが良さそうなら、木曜の夜に移動をしかけておけば、金曜の日中に移動されてるはずです。まぁ、投信は1日では無理かもしれませんが。。

仮想通貨の購入については、まずは、ビットコインだけでいいと思います。先日挙げた、ビットコインと相関係数が高いアセット

であれば、良いように思われるかもしれませんが、実際は、今年のイーサリアムとか、結構、出遅れてます。ビットコイン・ドミナンス(BTC.D)のチャートとか、ETH/BTCのチャートとかも参考に、アルトの盛り上がり具合をある程度確認してから移すのが、要領のいいやり方かもしれません。

しかし、一方で、それをやろうとすると、毎日監視してないといけなくなるので、結局、スタート時点では、時価総額比で買っておくのがラクな対策かもしれません。ビットコイン対イーサリアムであれば、2対1とか、そういう感じです。可能であれば、途中から、載せ替えることも考えつつ、他で忙しくて見てる暇無い人は、それで放置って手もあります。

以上です。


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