炭鉱のカナリア「S&P500とラッセル2000の比較」の見方@2022/9/24
こちらの図になります。S&P500は大型株、ラッセル2000は小型株の指数です。
これを見るには、まず、S&P500を開いた上で、画面左上に見えてる「+」マークから、かぶせたい指数を選んで%表示したものです。画像では見切れてますが、右端には、スタートから何%高になっているのかの数値も出ています。
これを見ると、2021年末に、S&P500は最高値を更新してますが、ラッセル2000は更新してません。つまり、これを見た時点で、ここがS&P500の天井だろうという判断ができます。そういうふうに使うものだと思います。
他の特徴も見ると、左端のコロナショックから立ち上がる際、ラッセル2000のほうが遅いです。景気回復局面では大型株から先に資金流入がありますので。。
また、途中から、ラッセル2000のほうが伸びが大きくなってます。これは、小型株のほうが、伸びしろがあるからということだと思います。しかし、リスクオフになってくると、ラッセル2000のほうが先に売られて、天上を付けるのも早いということです。
ちなみに、日本でも、日経平均とマザーズ指数(今だと東証グロース指数かな)は似たような関係にあると思います。
以上です。
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