ジプシーのときを観た

どこにも出られないしで、年末にツタヤで借りたやつ。
なんかアマゾンでは2万を超える値で取引されてるDVDらしく、そんなことも知らんと借りて観てました。
旧ユーゴスラビア映画らしい…。サラエボやん。(今はボスニアヘルツェゴビナだけど)

なんかその辺の地域の人とか文化とかが結構魅力的?魅惑されちゃってていつか行ってみたいな的な。ジプシーの人とかの生活が見てみたいと言うか…冷やかしとかとちゃうよ。

で、感想。
主人公のベルハン役の人かわいいな…、なんかジョゼと虎と魚たち的な…観終わったあとも「あの人どうしてるんかな~」って思い出して気になってしまうような話でした。なんか気になる存在と言うか…まあ悪さして最後は死んでしまうんだけど、、、
でもその悪さするまでの前半部分は健気で穏やかで妹思いでガールフレンドもいて沐浴するシーン?あの夢の中みたいなシーンとか音楽も相まってグラァ・・ってなった。
と言うかあの頭のおかしなおじさんは何でおばあちゃんなんも言わへんねん!ってかんじだった。まあ悪魔に取りつかれてるとか言ってたけどベルハンの大事な七面鳥を煮るのはあかんやん的な・・ベルハンめっちゃ怒って泣いてたのが可哀そうだった。
で、このくらいからだんだん観るのがつらくなると言うか…ジプシーと言うかロマの人が生きるにはどうしないとダメなのかを結構直球で観せられるからううっ・・ってなった。なんか最後の方なんか顔つきも悪人そのものになってあのアイパッチ的なものつけた眼鏡姿のあの少年はどこ行ったみたいな…。

で、このベルハン役の人がもうめちゃめちゃ気になって調べたところ、Davor Dujmović(ダヴォール・ドゥイモヴィッチ)と言う人らしくサラエボ出身の人とのことで、おおサラエボ。
旧ユーゴスラビアの人ってヴィッチ的な名前付く人多いな、なんて。ハリルホジッチ監督とか。
wikiには日本語版がなく英語での説明を読むとヨーロッパの映画祭でいい賞とか取ってたけど、ヘロイン中毒者になって29歳の時に重度のうつで1999年に自死されてるという…。ちょうどユーゴ紛争の時と被ってて自分の生まれ住んでた街が戦禍に巻き込まれたりしたら精神崩壊してしまうよなあ・・と言うか今自分29歳だけどこの年で自死ってほんとに辛かったんだろうなと…。

ベルハンと言う役?キャラクターも気になる存在ではあるけどもDavor Dujmovićも気になる存在でこの人の出てる映画をまた少しずつ観ていきたいなと思った。

感想とも言えぬ駄文、自分の薄っぺらさ発信してしまうけど許してくだされ。文章書くのって難しい。

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