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【雑記】眼高手低の記録(2023年7月21日)「24時間くたばり、6時間で調和する」

さて、数日前に眼高手低の悩みを知覚した、私でございます。それから、持病である強直性脊椎炎が派手に悪化し、昨日午後から今日午後まで、すっかり24時間以上の過眠をしてしまいました。久しぶりでしたね。

私の過眠が起こるのは、単に全身が痛いからではないようです。つまり、同じく生まれつきでもっている重度の発達障害由来の睡眠障害にも起因しているわけですね。

そうしてこうして、目覚めた今も全身は痛いし、内臓も変な痛みを覚えてるんじゃないかというくらいには肋間神経痛も出ているわけですが、心はかつてないほどに穏やかな夜です。

良いことです。平和な夜には、良いことしかない。高名な僧侶が「地獄も極楽も心の内にあり」とおっしゃっていたのは、真理なわけですね。

かくて気づいたのは、2週間ほど前に"読書のやり方"を思い出し、ガンガン積み上げた本の山を読み進めているのですが、書くほうも同じ考え方で解決できるというものでした。

■読めば読めるし、書けば書ける

©Unsplash

実のところ、私は軽い読字障害に近いものを持っているのだと思います。とはいっても、重度のADHDとASDの併発については確定診断を受けたものの、LDについてはそこまで深刻ではないですし、どちらにしてもコンサータを飲むのに変わりはないので、努めて意識はしてきませんでした。

それで、人並みに読書をせんといかんなということでTwitterを用いた読書作業をしていたのですが、やはりどうしても速度が遅くなるし、身体面での負担が大きい。

ああ、困ったなぁと思い……逆転の発想で、以前のやり方を強化してみたところ、これがすらすら読める。

読めるというのかな?

少し違うかもしれませんが、今の私は「文章の色を読み取る」ことで、読書らしきものをやっています。正確に言えば、「漢字」「カタカナ」「ひらがな」を3つの色ないし音階と捉えて、これを無理に解読しようとせず、自然に脳で知覚するわけですね。

すると、読める。

もちろん、日本語が前提の読み方なので、英文読解はまだまだ苦労しています。このあたりは上手く付き合い方を考えたいところです。英語は"単音"だとすれば、たぶん攻略はそこまで困難ではないでしょうから。

で、24時間ぐったりとくたばっているあいだに、思考の棘が抜け落ちでもしたのか、「この読書法が創作分野にも応用できないか」と思案するにいたりました。

もとより、小説にせよ動画にせよ、私は概ね感覚で書いて、しかも感覚だけで勝負したほうが皆様に大層受けたものですから、最近は理屈に"逃げ"すぎていたかもしれません。

考えてみれば、WAIS-IIIを受験したときに「知覚統合」が突出して高かった段階で、このやり方に気づくべきでした。もちろん、これが正しいかどうかはわかりませんが、前回のようなひどい悩みに押し流されることはなくなりそうです。

好評にせよ酷評にせよ、完成品ができないともらえないわけですからね。大切なことです。

穏やかな夜の続くように、気持ちのままに書いてみましょうか。ええ、障害者で良かったことのひとつが見えてきました。健常者の皆さんのやり方が上手くいかなかったからといって、そのまま諦念を抱かなくても済むことです。