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何もかも上手くいかないときは決まって自分と向き合えていない

息子が突発性発疹になったとき、私の中で何もかも上手くいっていない気分だった。


このときのテンションのまま記事を書くと、きっと夫への恨みつらみ(笑)が隠しきれない気がしたのでしばらく寝かせることにした。

落ち着いてから振り返ってみて気づけたことがあったのでまとめてみたいと思う。


突発性発疹騒ぎのときの夫

まず、息子が突発性発疹になり母乳拒否をしていて私もおっぱいの痛さで悶えていたときに夫が何をしていたか。

夜中に息子が母乳を飲まなくなったので、麦茶を飲まそうと寝室の隣にあるリビングへ麦茶を取りに行ったとき。
(夫は息子の夜泣きで起こされるのを回避するために寝室の隣のリビングで寝ている)

夫「何してるの?」
私「息子がおっぱい飲まないから麦茶を飲ませようと思って。ちょっと熱っぽいし」
夫「(面倒くさそうに)おっぱい飲まないからって無理に麦茶飲ませなくてもいいよ。そもそも熱測ったの?」
私「熱は測ってない」
夫「まず測らなきゃ、熱があっても俺らに出来ることは限られてるんだからそんなに焦るなよ」
私「(別に焦ってるわけじゃないんだけどなぁ)」

という会話があったり、

朝が来て、私がおっぱいが痛くて悶えているのを見て

「卒乳できるから良かったじゃん、痛いのは仕方ないよ」

と言ってきたり、

痛くてご飯が作れないから、と夜ご飯を外で買って食べた翌日のお昼ご飯を「作れたら作るね」と言うと

「え、また作れないの?」

と言ってきたり、

寄り添ってくれてる感じが全然しないな、と思っていた。



そして、私が実家にSOSを出して実家に帰ったとき、夫は株の無料セミナーを受けに電車で片道50分の会場へ行っていた。
(前々から予約もしていたセミナーだから仕方ないのだけど)


最近のイライラ事情から気づいたこと

ここ最近も、夫に対してイラッとすることがあった。

お風呂はいつも息子と夫と3人で一緒に入っている。

まず夫が息子と一緒にお風呂場に行って息子を洗う。洗い終わったら息子を湯船に入れて自分を洗う。
その間に私は息子と自分の着替えを用意して、夫が洗い終わるタイミングでお風呂場に行く。
私が頭と体を洗っている間に夫は息子と湯船に浸かって、私が洗い終わる頃にお風呂を出る。
夫が体を拭いて服を着る間、私は息子と湯船に入る。
服を着た夫が息子の体を拭いて服を着せる。
その間に私がお風呂から出てスキンケアまで済ませる。

という流れで大体お風呂に入っているのだけど、ここ最近の夫は1人でお風呂に入ってしまう。あとから息子をお風呂に連れて行くと洗ってはくれるけれど、そのまま1人でお風呂から上がってのんびりYouTubeを見ている。

どうして息子のお世話を私に任せて1人ゆったりしているのだろう?
仕事をしている日は仕方ないとしても、休日も畑作業や趣味のサーフィンで半日以上家にいない日があるのだから、お風呂くらい息子のお世話を頑張ってくれてもいいじゃないか。
どうして私ばっかり家事と育児でばたばたしなくてはいけないのか。

そんな考えが頭をぐるぐるして、ついに夫に不機嫌な態度で接してしまう。
夫もだんだん機嫌が悪くなっていく。
このままだと何もかも上手くいかなかったときの状態に戻ってしまう。

そこで、自分の気持ちにしっかり向き合ってみることにした。


向き合ってみて分かった私の根本にある考えが2つ。

・自分にはゆっくりする時間がないと思っている
・育児は夫婦でするもの、夫も積極的に息子のお世話をするべきだと思っている


考え方を変えてみたら気持ちに余裕ができた

自分にはゆっくりする時間がない

たしかに夫が仕事から帰ってくる夕方から寝るまでの時間は、ご飯、洗い物、お風呂の準備、お風呂、寝る前の準備(歯磨きとか)、寝かしつけ、とやることに追われて忙しい。

だけど、朝に夫が仕事に行ってから息子が起きるまでの時間だったり、息子のお昼寝の時間だったり、よくよく考えたら自分の時間が全くないわけではない。
(実際、朝の息子が起きるまでの時間にコツコツこの記事を書いている)

その時間に家事ではなくてやりたいことができたかどうかでその日の満足度が変わることに気づいた。

時間がないと嘆く時間を、いかに自分の時間を確保してやりたいことをするかを考える時間に充てるようにした。

夫も積極的に息子のお世話をするべきだ

育児は夫婦でするものだと思う。
だけど、夫婦2人ともが息子に対して全く同じ関わり方をする必要はない。

以前は、夫にも私が息子に接するときのように息子に関わってほしいと無意識に思っていた。

・泣いている息子にもっと共感してあげてほしい
・もっと息子第一で行動してほしい
・叱るときに息子が怖がるような話し方をしないでほしい

私には私の、夫には夫の、息子との関係の築き方がある。
夫なりに息子のことを想って行動してくれている。

今はそう思うようにして夫の態度に口を出すのをやめた。


私が機嫌良くいるかどうかが大事

結局のところ、ここに戻ってくる。

何もかも上手くいかないときは、自分の気持ちとしっかり向き合えていない。

向き合わずに気持ちに蓋をすると、常に何かを我慢しているような気分になって、蓋の隙間から不平不満が漏れ出てきて無意識に態度に現れてしまう。

それを感じ取った夫も機嫌が悪くなってだんだん家の空気がピリついてくる。


しっかり気持ちと向き合って、考え方を少し修正すれば余裕が生まれて心も穏やかになる。

実際に最近の夫は、私がお腹を壊したと連絡をしたら仕事を早めに切り上げて乳酸菌飲料を買って帰ってきてくれた。
突発性発疹騒ぎのときとは大違い。

これもたぶん今の私の気持ちが安定している状態だからなのだと思う。



前に書いたこの記事の考え方も、自分の気持ちと向き合って考え方を修正する一例だなと思ったので貼っておく。


それでは。

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