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誰もが手探りで、模索しながら悩んでいる、夫婦の関係

私は今年、夫婦関係や結婚生活に関する書籍を沢山読みました。その数100冊。

どうしてこんな暇を持て余した(昔だったら貴族しかやらないような)ことをしたのかというと、最初は創作活動の材料になるかなと思って読み始めたものの、近所に夫婦関係修復ビジネス(カウンセラー)をやっているパパ友がいて、その人の現代夫婦に関する話のあまりに興味深い内容に引き込まれ、ひどく共感するがあまりに完璧に自分ゴト化されてしまったんですよね。つまり、多かれ少なかれ、程度の差こそあれ、みな、夫婦関係については悩んでいることがあるんだってこと。

夫婦の間の関係を「作り上げる」のも、それを「維持する」のも、その「完成度を上げていく」のも、それを「大切な宝」とするのも、「崩壊させる」のも、一度地に落ちたものを「再構築する」のも、全ての営為が味わい深いが、結婚して夫婦になるという選択肢を取った私たちは予習なしでそれに取り組まなければならない。

何万年という時間をかけてわたしたち人類はこの関係に向き合ってきた。しかしその内実は、あまりにも共有が少なく、事前に知らされてないんじゃないだろうか。わたしたちは一度きりの人生のうち、(基本的には)一回しか経験できないその夫婦関係(結婚生活)に対して、予習なしで向き合い、自ら体験してみるまで分からない。

こうした現状を不条理に思い、せめて、先人の経験と知恵について本に学び、自らの関係に活かしていきたい。そのように思った次第です。

そんな一介のサラリーマンに過ぎない私が、夫婦関係本を100冊読んでから考えたこと、感じたこと、巷の言説について、関連書籍について、皆さんとともに考えていければと思っています。

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