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子宮摘出手術入院3日目(手術前まで)

いよいよ子宮とさよならです。

夜12時くらい?に見回りに来た看護師さんがドア開ける音で1回目が覚めるけどすぐに寝れた。

5時50分くらい:隣の個室の大きい咳の音で目覚める

起きちゃったのでポケ森とポケモンカフェミックス。オーダー147と148はさくっとクリアできた。
せっかく起きたので手術終わって体が回復してからやろうと思っていた仕事を進める。

6時半くらい:お腹痛くてトイレとお友達

昨日の胃の痛みはすっかりなくなったけど、下剤飲まされているからお腹は痛いし、いろいろ出る。

7時20分くらい:検温

看護師さんから検温と血圧、今日の手術の説明を受ける。

8時ごろ:動画が届く

旦那の妹が、預けている子どもたちの動画送ってくれた。庭プールで超はしゃいでた。次男は一生懸命なんか言っていたけどなんて言っているか分からなかった。
長男「手術頑張ってね、僕たちは元気です」
次男「僕も元気です!熱は36度〇※★△×」

8時半くらい:初PCR検査

担当する婦人科のお医者さんと看護師さんが病室に来て、そこでPCR検査を受けた。
お医者さんは不織布の感染予防衣とゴーグル、マスクのフル装備。
方法はインフルエンザの検査と同じ、鼻の穴に細い綿棒みたいなの突っ込まれてグリグリ。
痛いしムズムズするでとても不快。

9時ごろ:2パック一気飲み

看護師さん2人来て、術前保水を2パックもらう。9~10時で飲むように言われた。

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味はポカリより薄め、アクエリアスよりちょっとしょっぱめ。
ビタミンB1は炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素だそうです。(パッケージより)
取っておいても仕方ないので2本一気飲みする。

あとで浣腸しに来ますね~と言われた。
そこで、今朝もたくさん出てること、もう出るものないよって訴えたけど「先生の指示なのでごめんなさい」と浣腸決行。
ふだん便秘しない人には苦行でしかない。

10時ごろ:子どもたちや義母と話す&洗濯

子ども預かってもらってる旦那の実家に電話。長男が出た。次男にも変わってもらった。長男はなんか元気なかった。遊んでいる途中だったかな。

体動けるうちに、と初洗濯。洗濯機空いてたラッキー。100円入れる→シャワー洗浄押す→衣類と洗剤入れる、の流れなのに先に衣類入れちゃったよ。

洗濯機回して病室戻ってきたら、義母から留守電入っていた。半泣きで「手術がんばってね」って入ってたからこらいかんと折り返す。義母いわく、長男が「手術失敗してお母さんになにかあったらどうしよう」となってしまったそう。それを聞いて、義母も不安になってしまったそうだ。次男はけろっとしていると聞いた。

義母に大丈夫だから、今洗濯してるから、と言い、長男に替わってもらったら今度は次男も悲しくなったみたいで泣いてしまっていた。「お母さん大丈夫だから!ちょっと腹に穴あけて子宮取ってもらうだけだから!」と、子どもたちや義母を励ます。
手術するの私なんだけど。

10時半ごろ:恐怖の浣腸

すぐトイレ行きたいのを我慢する。思い出した、これ陣痛に似てる。
洗濯終わったので乾燥機かけた。

11時ごろ:手術へ

手術着持ってきてもらい、着替えていよいよ手術待ち
予定では12時45分くらいに手術室入って、13時15分から手術。4時~4時半くらいに終了予定だ。

長男も次男もしっかり大きく育ててくれて、大きく生まれた。
ありがたいことに、とても元気でかわいい男の子2人も恵まれた。
筋腫以外はまったくトラブルのなかった私の子宮はとても優秀だ。
子宮は全摘だけど、卵巣は残せるから更年期がいきなり来ることもない、見た目は変わらない。
妊娠出産で使うだけ使って、用なしになったら筋腫が辛いからって子宮を捨てる私はひどいやつかもしれない。
一緒に添い遂げられなくてごめんだけど、子宮には本当に感謝してる。それだけは信じて欲しい。
古女房を捨てて愛人に走る、または都合のいい女を捨てて本命に戻る男のような。
代替わりや事業の関係で創業当初から一緒に頑張ってくれた社員を切る社長のような。
自分の保身や勝利のために戦友を捨て、屍を踏み越える兵士や武将のような。
そんな気持ちだ。
ここでパソコンは閉じてしまうので、あとは手術後に。

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