こじらせ系スピリチュアル⑥ ポジティブで自分を偽る
スピリチュアルを学んだことがある人なら、言霊の力について知っている人も多いだろう。
言葉には力がある。そして、音には意味がある。
だからもし人生を上向かせたいのなら、ポジティブな言葉を使おう。
例え今の自分はそうじゃなくても、自分がなりたい"素晴らしい自分"になりきって話してみよう。
そんな取り組みを、試したことがある人もいるかもしれない。
確かにポジティブな言葉や姿勢は、あなたをポジティブな方向へとガイドしてくれる可能性はある。
けれどもそのメリットよりも、あなたがあなたを偽っている、そのデメリットの方が大きい場合が多い。
あなたが心の中で信じてないことを口に出す時、あなたの中で一貫性が失われる。
人の本来のパワーというのは、
・心で感じたこと
・頭で考えたこと
・言動(話すこと、やること)
の3つが一致した時に初めて発揮される。
心で信じておらず、頭でも嘘だとわかっている事を口に出しても、あなたの中で筋が通らない。
むしろ苦しくなってしまうことの方が多い。
じゃあポジティブな言葉選びは無駄なのか?というと、そうではない。
大切なのは順序なのだ。
まず、あなたはあなたが感じていることを正直に話す必要がある。
そこを感じず、もしくは感じていても否定しているところからは何をしたってうまく行かない。
自分は今ネガティブな気持ちでいる。
ネガティブな考えをしてしまう。
そしてそれを否定したり、蓋をしたりしたい衝動がある。
それをまずは認めてあげてほしい。
今の自分を認めたら、そこから先は選ぶことが出来る。
より心地よくいたい、ポジティブで楽しく、クリエイティブでありたい。
あなたが生きたい姿を、願いを、どんどん膨らませよう。
そしてその時に、最初に出てきたネガティブな自分には「あなたのことを置いていかないよ。一緒に幸せになって行こうね。」と寄り添ってあげてほしい。
まるごとのあなたのままで、幸せになる道はきっとある。
ネガティブなあなたも大切にしながら前へ進んで行こう。
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