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もうすぐ緊急事態宣言が解除される 〜わたし的マインドの整え方〜

政府が明日つまり2020年5月25日(月)に、
首都圏4都県と北海道の緊急事態宣言が解除される方向で検討段階に入ったとのニュースが流れてきた。
こういうときは決定事項を各メディアは報じる、ということもコロナでいろんなニュースを追っていて分かったことで、間違いなく解除されると思っている。

その自治体によって段階的な解除のルールが設けられて、東京都はロードマップなるものがある。
商業施設、美術館、映画館、学校、飲食店が再開に向けて慌ただしく準備をしているはずで、
明日から久しぶりの通勤という人も少なくないはずだ。

わたしも今週は準備の週だった。新しい生活様式のためのマインドを作る週。

イタリアやNYなど次々にロックダウンされた頃から、もしかすると東京もロックダウンがあり得るかもしれないと思っていた。実際にはロックダウンよりも強制力がない緊急事態宣言の発効による自粛要請だったのだけれども、あっという間に街は人手が少なくなり静かになった。

コロナコロナコロナで若干ノイローゼ気味になりかけたわたしは、その不安を払拭するかのようにコロナに備えるための準備をした。東京都のロードマップ並みの段階的な準備だ。

1月はマスクの備蓄、2月は家の環境を整えることと食糧品の備蓄、3月はロックダウンを予測してスキンケアやアロマなどわたしにとっての生活必需品の備蓄、4月は在宅勤務の環境整備、5月は外出用の布マスクを揃え生鮮食料品のネット通販の開始。とこんな感じだ。

生鮮食料品の通販デビューは意外と遅いが、そこは毎日スーパーに買い物へいくことが唯一の楽しみとなっていたから仕方あるまい。

こうして振り返ってみると、その時に得た情報から“もの“を揃えていくことが、つまるところ自粛への道へわたしのマインドを整えていったんだと思っている。

ありがたいことに、今週は通勤の時に使いたいと思っていた布のマスクが2つ届いた。
イケウチオーガニックのコットンマスクとrenacnattaというブランドの西陣織りのマスク。
どちらも、デザインがとても美しくつけていて心地の良いマスクだ。

翌週にも解除されそうというところで届くなんて、なんというタイミングなんだ!と思った。

この先はしばらくマスクの着用はマナーになると思っている。
仕事のときは使い捨てのマスク、通勤のときは布製のマスクとユニフォームのように使い分けることで、コロナに振り回されてマスクをつけるのではなくて、自分の意志で好きなものを身につけているんだというわたしなりの小さな抵抗だ。

マスクというのはコロナを象徴するものだけれども、お気に入りのデザインのものをつけることによってファッションの一部にもなりえることを証明しようではないか。

自粛期間はステイホームの文字通りおうちにいることがほとんどだった。毎日スーパーにはいくし、時々近くの公園を走ったりはしたけれども、基本的には家で過ごしていた。外食もしないし、カフェにもいかない、習い事にも行かない、遊びにも行かない。友人と会うときは全てオンライン。

だからなのか季節の変わり目にはだいたい風邪をひくのに、喉すら痛くならなかった。
いつだって、風邪の症状を引き起こすのは外からやってくる何らかのウイルスなんだと、これほどにも痛感したことはない。
通勤は不安ではあるけれども、今までだって備えてきて何とかなっているじゃないか、とも思う。

緊急事態宣言が解除されたから、新しい生活様式がスタートするのではなくて、もうすでに新しい生活様式で暮らしがいとなまれている。
ステイホームの期間は長い時間をかけてわたしの行動を変えていった。コロナ前には戻れないけれども、withコロナでできることを見つけていきたいと思えている。

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