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映画感想

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映画感想まとめて10本。春の記憶を追う

春から7月ぐらいまでに観た映画まとめて10本のひとこと感想。 星の数がじぶんでも曖昧な評価になった(いつものこと) 春以降、ガン闘病中の猫のこともあって映画を集中して観れてない感じ。 本音は1日1本観ていたい。映画を観ることもなかなか体力が要ることを実感してるこのごろです。 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー3Dで鑑賞。 音楽よし、映像よし、後味さいこう。 日本が誇るゲームが映画になって、ヒットして、うれしくて。家族連れが多い映画館にこどもたちと親たちの笑い声が重なる。

映画感想『ブレットトレイン』7つの悲しみを背負う男

日本を舞台にした『ブレットトレイン』観てまいりました。 『ザ・ロストシティ』を観た時、この作品にサンドラ・ブロックが友情出演してるとのことで(チャニング・テイタムさんも出演されてました)絶対観ようと思ってましたが、 予想を超えておもしろかったです。 というのも、真田広之さんがプロデュースに関わっていたとのことで、”本当の日本”を表現したいとつくられた作品だと聞きました。 でも映画はファンタジー。ここまでぶっこわれ(笑)日本は、ある意味、痛快でした。 そういえばコインロッカ

映画感想まとめて11本

この夏、見た映画をまとめてみました。 自分記録なので、画像なしで感想も手抜きです。 ぜんぶAmazonプライムで観ました。 IN TIME(TIME)寿命≒時間が通貨となった近未来が舞台のSFアクション映画。 お金が時間ってありえるかもなあってしみじみ感じました。 お金持ちはたくさん生きていて死なない。 豊かさってなんだろう。 ★★★★☆ キャラクター邦画。菅田将暉さん主演。 リアルな悪人が書けない漫画家が、目撃してしまった殺人鬼をモデルに作品を描いたら……。 劇中に出て

映画感想『グッバイ、リチャード!』人生はくそったれで愛おしい

突然、余命宣告を受けたらあなたは何をしますか? そんなベタな(汗)問題を描くジョニー・デップ主演の映画。 私的に久々のジョニーを見て、それだけでこころが弾む笑 コミカルな演技が得意でも寂しい目をしてるジョニー・デップも57歳。まだまだ色っぽさがあるお姿にファン(わたし)は愛おしい想いを抱く。 この映画はあと半年の命だと余命宣告を受けた男が、家族や仕事、そして自分の人生を”やりたいことしかしない”と決めた日々を見せつけてくれる。 ちょっとネタバレ的なことを書くと、ラストが納

映画感想*『プリデスティネーション』選んだのは自分自身

この映画をネタバレなしで考察できるか?と考えて、絶対「できないわー」と結論が出まして、少々ネタバレ書きます。 嫌な方はすみやかにご退場を。 タイムリープものの映画で、こんなにもパズルのピースがあっていく感じは爽快。 時空警察で働く男。 最後のミッションで過去に行き、ある客の話を聞く。 自分の任務を継ぐことを条件に、時空を移動する。 だがその時空の旅は、ぐるぐる回ってる。 人生の登場人物は、すべてじぶん。 自分自身で選択したもの。 過去と向き合い、未来を招き、今を生きる。

映画感想 『チア・アップ』生きることは勇気がいること

わたし、ダイアン・キートンさんが大好き。 この映画のとき、実年齢74歳。 彼女の笑顔に嘘がないと思えるのは、しぐさや口調からわかる気がする。 死ぬために移り住んだ街で、友だちと生きがいを見つける。 怖さを知る。 怖さとは、死であり、生であり、なくすことの恐れ。 自分と向き合うこと。 老いと向き合うこと。 病とたたかうこと。 あきらめることとあきらめないこと。 許すこと。許されること。 やりたいことを勇気を出して、やってみること。 それら全部怖いけど、向き合わなくちゃ越えられ

ひきこもり日記*映画『リスペクト』クイーン・オブ・ソウルの人生

ソウルクイーン、アレサ・フランクリンの人生を描いた伝記映画。 『リスペクト』大音量で音楽を聞きたくて劇場に行ってきました。 主演のジュニファー・ハドソンは生前のアレサから推薦を受けてのアレサを演じたそうで。歌声はパワフルな女性像の象徴のようでした。 見終わってまず感じたのは、正直に言うと”納得いかない”ストーリーだと思ったのです。宗教的背景や差別問題など、わたしの知識が足りないと思い調べてみると、あらためてアレサ・フランクリンという人は偉大なミュージシャンだったのだなと尊

ひきこもり日記*映画おとぎ話のような2本ひとりごと

ここのところ、こころが落ち着かず、映画もばたばたしてるものが入っていかない。SFの『インフィニ』も見ましたがスリラー要素が強すぎてさらっと(飲みながら)見ただけでした。 おとぎばなしのような2本の感想です。 グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 アメリカの大女優グレース・ケリーがモナコ公妃となった後の苦悩や戦いを描いた映画。 グレース・ケリーは今、写真を見てもお美しい。 そしてグレース・ケリーを演じるニコール・キッドマンがぞっとするほど美しい。気高く気品があって、強さがあ