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読書日記

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2023年5月の記事一覧

読書日記*ミステリーまとめて5冊。幻想と現実

ミステリーがなぜ好きかって? ゲームのように、原因と結果と過程と仮定が、交差する世界。 「真実はひとつ」と思える展開がたまらない。 答えなんかない、と思う毎日だからこそ、「真実はひとつ」と思いたいのかも。 『間宮宙のスランプ ホーソンの精霊』池田クロエ(著)6巻目であるこの作品は相変わらず、間宮宙の推理が「気持ちいい」 まみちゅうの痛快な推理のあとでも場面転換して、これでもかと伏線を回収し、からまった糸がすーっとほどけるように、謎がとけていく。 ホーソンの精霊はどこ? 伝統