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手袋全般を洗う日

「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」
山中 伸弥

幹細胞の研究者である山中教授が自らホームページを作成し
正しい情報を伝え、過度な混乱を避けながら責任ある行動を促して
最新情報を国内外の報道、エビデンスと共に発信されている。


私がnoteを書き始めるきっかけに
「街ですれ違った程度」の人がいる

外出自粛もなく、まだヘルシンキに平和ムード漂っている頃のカフェで
帰り支度をしている男性をぼーっと見ていると、わざわざレジまで食器を下げ
新しいナプキンと除菌ジェルを取り、テーブルを丁寧に拭いて出て行った。

このひと次の人のために行動をしている、と私の理解が追いついた時
自分の守ろうとしてきた「安全」が、とても小さく感じた。
あまりにさりげなく、一瞬のことで感動してる時間すらなかったけれど
この日以来、こうして出来た時間を何かに繋げる時間にしようと思った


無責任に不安を煽るのは嫌だけれど、
どう打破するか、政府へ責任の所在ばかりを問う議論にもうんざりだ
ばかものよ、って茨木のりこばりに言えたら格好良い

手袋は、
信じられないくらい汚れてた。
灯台下暗し

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