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立ち姿で魅力的な第一印象を作る

立っているだけで素敵な人を見かけたことはありますか?

街中や美しい風景の中で何気ないシーンなのに目が止まってしまうような経験はないでしょうか?

ファッションが素晴らしいというのももちろんあると思いますが、その方が醸し出す雰囲気だったり、立ち姿だけで人を魅了してしまうって素敵だと思いませんか?

言葉を発する前に多くの情報を身体は発しています。「メラビアンの法則」では第一印象には次のような割合で情報が関わっていると言われてきました。

メラビアンの法則
視覚情報 55%
聴覚情報 38%
言語情報   7%


もちろんこれは第一印象なので、姿を資格で捉え、声を聞き、考えを伺ったりすると、イメージは変わってきますが、視覚の情報の多さは変わることがありません。ですので、姿形はその方を表すのに大きな影響を及ぼすのです。


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ご自分の姿を鏡で見てみましょう。
上半身だけでなく、全身をご覧になってください。
正面からだけでなくいろんな角度から見てみましょう。
一番最初にどんなことが目に入りますか?


肩の高さの違いを感じますか?

肩の高さの違いが気になると、多くの方はまず高さを揃えようとします。ですが、それは瞬間芸にしかならないのです。原因があるから、その肩の高さの違いが起こりました。

いつも持っている荷物の持ち方の結果かもしれませんし、椅子の座り方の結果かもしれません。または履いているヒールのかかとの削れ方の結果かもしれません。身体はいつも均衡を保とうとして様々に変化して行きます。


背中の丸さや猫背を感じますか?

背中が気になる方も多いです。背中の丸さは数日で作られるものではありません。何年もかかって出来上がってきたものです。これこそ簡単に伸ばそうと思っても伸びるものではありません。

でも諦めないで欲しいですし、そのままでいいなんて思わないでいただきたいです。身体は変わるのです。そして背中の丸さをそのままにしておくと、それは内臓の機能を低下させたり、腰痛や膝の痛みの原因になったりもして行きますので、今から改善して参りましょう。


O脚などの足のラインが気になりますか?

下半身が気になる方もいらっしゃいますね。足の太さ細さはちょっと横に置いておいて(笑)O脚はちょっとした足の使い方で、O脚を目立たなくすることができます。

でも、これは応急処置。O脚は原因を見つけて日々気をつけて行かないとどんどん進んでしまい、いずれ痛みを伴うことになってしまいます。

   いつも内股で歩いている。
   靴の外側で歩いている。
   椅子にだらりと腰掛けている。

こんな姿勢を自分がしているとしたら、意識を変えて行動を変えましょう。


なんとなく気持ちが沈んでいるように感じますか?

姿勢は「生きる姿の勢い」が現れているものです。どんなに姿勢が良くても、どんなにスタイルが良くても、どんなに素敵なファッションをしていても、その方の内面が充実していなかったら、それは姿に現れてしまいます。

ほんの少し沈んだ気持ちを晴れさせたい時は、視線をあげて空を見てみましょう。それができたら、今度はデコルテ(胸)を太陽の方に向けてみましょう。そして元気が出てきたら、おへそを少し引き上げるようにしてみましょう。

ちょっとした対処療法ですが、姿勢が変わり視野が広くなると見えるものが変わり、考え方に新しい風が吹いてくるのです。


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魅力的な立ち姿

魅力的な立ち姿には次のような要素が必要です。

ゆったりとして開かれた上半身
しっかりと大地に立つ下半身
力みのない身体


まずはこの3つをイメージして、トライしてみてください。

ゆったりとして開かれた上半身

胸が縮こまっていないことが重要です。背中が丸まっていたり、肩が前に丸まっていないことです。
もし、いつも背中が丸かったり、肩が前に丸まっている方は、ここから少しずつ変えて行きましょう。

例えば椅子に座っている時は、おへそを机に近づけるようにして、腰を立てて座るようにしましょう。背中が背もたれについていると、背中の丸さや姿勢の悪さが強まってしまいます。

肩が丸い方は、思い出したら両肩をすくめてから後ろ側に回して、下におろす。ということを何度も行ってみましょう。


そして視線は床や地面ではなく、少し高いところを見るようにすると姿勢が改善されて来ます。


しっかりと大地に立つ下半身

足裏が指先からかかとまで全てが機能して、体重を支えられていることで、しっかりと大地に立つ下半身が出来上がります。
外反母趾や巻き爪などで指先に力が入らなかったり、開張足などで足裏がべたっとしてしまっていると、バランスを崩しやすくなります。
足裏をしっかりとケアし、その上に膝・股関節・骨盤・背骨・頭がバランスよく乗せられる身体を作りましょう。

足裏のケアについてはこちらをご覧ください。タイトルはコンテスタントのためのFoot&Bodyケアとなっていますが、一般の方にもそのまま行っていただけるエクササイズが掲載されています。
コンテスタントのためのFoot&Bodyケア


力みのない身体

まっすぐに立っていることだけが「しっかり立っている」ということではありません。
おへそから指3本くらい下に位置する丹田のあたりにほのかに力が入り、身体の軸が大地から天に向かってスーッと伸びている状態ができるようになると、その姿は軽やかで美しく人を魅了する立ち姿になるのです。




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