掛け算九九表

昔、掛け算九九表を見て、何を考えていたのか、ちょっと書いてみますね。

(N+1)×(N-1)=N^2-1

中学校三年生でならう、展開の公式です。

(N+1)×(N-1)=N×N-N×1+1×N-1×1=N×N-1

掛け算九九表にはこの公式が隠れている。1・4・9・16…の対角線を見つけて、その斜め上/斜め下を見ると…?!常に「1小さい」ですね。

2乗ひく1


同じ数字があっちにもこっちにも

掛け算九九表で同じ数字を拾い出してみましょう。

同じ数字

Aの値が小さい順に書いてみましょうか。

4=1×4=2×2。6=1×6=2×3。8=1×8=2×4。9=1×9=3×3。
12=2×6=3×4。18=2×9=3×6。16=2×8=4×4。
24=3×8=4×6。
36=4×9=6×6。

これを見つけてから、チェスのナイト(将棋の桂馬)の動きを見たときに「なんか似ているな」と思ったんです。あるいは南京玉すだれの枝垂れた姿を見たときに連想しましたね。

掛け算した結果が同じ複数の結果を見つけるのは、約数の個数を数え上げる興味にもつながります。方眼紙に点を打ってつなげば反比例のグラフにもなります。数学の各分野がOne Teamであることがすがすがしいんですね。


閑話休題。約数が多い整数は「戦闘力が高い」って思いません?だって72=2×2×2×3×3だと約数(3+1)×(2+1)で12個ですよ。

思わないですか…。

ではまた。