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1日休んだら取り戻すには3日かかる説は正しいのか

わたしは小学校3年生からバレーボールを始めて大学生まで、そして社会人になってからも3年ほど、計17年間続けていた。しかも全国行くとか選抜選ばれるとかいう、そこそこのレベルで。その中でことあるごとに

1日休んだら取り戻すのに3日かかる


と監督やらコーチやらに言われてきた。そんなこと言われる前に「そもそも休みがないやんけー!」って感じだったが。体調不良だったり、怪我したりしたら、それ言われて焦らされた思い出がある。古き良き、いや、古き悪しき、あの頃・・・

しかしこの「1日休んだら3日」説、だれか言い始めたのだろうか。誰かえらい学者かなんかが検証したわけでもなさそうだし、実際その休んだが故の”遅れ”とか”鈍り”ってやつをどうやって確認するんだって話で。スポコン時代の単なる常套句だったんだろうというのに落ち着く。水は飲むな、と同じ。

なぜこんなことを思い出したかと言うと、noteを3日休んだから。いや1日休んだ時に思えよ、って感じなんだが、映像編集でパツンパツンでようやく一息ついた今、ようやく。

1日書けなかった時、
「仕方ない・・・noteよりも先にやるべきことがあるから」
そう思った。


2日目。
「仕方ない。今日もやるべきことがあるもん」
と思った。


3日目。
「まぁ、そもそも毎日書かないといけないわけじゃないし」
と開き直った。


つまりこの説は、科学的な見解やスポーツ根性云々ではなく「習慣」のことを言いたいのではないかと分析する。1日休むと何かにつけて休む理由を考え出す。忙しいから、疲れてるから、約束があるから・・・そして、やらないことに自分が”慣れて”しまう。1日やらないとそのルーティンを再構築するのに3日かかるということが言いたいのではないかと。

要は「気持ち」。

わたしは3日noteを休んだけど、こうして戻ってくることが出来た。それはきっと、この1ヶ月で積み上げてきたものがあるから。書くことが習慣になって、それを習慣とさえも思わなくなったら、少し休んだってまた戻って来れる。意識の無意識化、からの、無意識の定着化である。


つまり。

1日休んだら取り戻すには3日かかる説は正しいのか

一方では間違いで、また一方では正しい。
そして、ある一方では、

そんなん気にしなくていい。

1日休んだって何かを失うわけではない。

それに、取り戻すのに時間がかかってもいいじゃない。

トップ画像:スーパーで買った春巻き
最近ハマっている近所のスーパーのお惣菜「春巻き」。通常400円のところ、夕方になると200円になる。パリッと揚がっていて、スナック菓子のようにバリバリと食べられる。だが、油はすごい。これを食べたら、消化するのに3日かかりそう。

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