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なんでもないこと 4

マラソン大会

レースに出るのはいつぶりだろう。
今日LINKくにたちリレーマラソンに出場した。

国立に降り立つのは初めて。
国立のイントネーションは、くにたち(→→→→)平板なんだけど、わたしは(→↗→→)と発音していて指摘された。それくらい知らない街だった。

レースと言ってもリレーマラソン。
知らない人も多くて「リレーマラソンに出る」と話すと大抵「なにそれ?」と聞き返される。

リレーマラソンとは、決められたコースを決められた人数(上限下限あり)でリレーするというもの。コースは1~2kmくらい(が多い)。チームの中で誰が何回走るかの指定はない(ことが多い)。ゴールは時間制もあれば、〇〇kmと決められていることもある。

今回のコースは1.3km。我がチームは6人で参加。3時間の中でより多く走ったチームが勝ちとなる。

アップがてらコースを走ってみたら、

・・・けっこう長い

不安がよぎるが走るしかない。

6人の中で走る順番を決める。わたしは4番手。

スタートの号砲がなると、突風かと思うくらいのスピードで先頭集団が駆けていく。

我がチームも順調にリレーが進み、いよいよわたしの番。
タスキを受け取り、勢いよく走り出す。
走りながらタスキを肩にかけると、少しだけ箱根駅伝のランナーの気分。スピード感は全然違うけど。

勢いよく走り出したのが間違いだった。
直線の折り返しコースなのだが、折り返しまでが遠い。足が重い。

え、まだ走り出したばっかりなのに…

重い足を必死で前に進めているのに、向かい風だわ雨は降ってくるわ、苦しさで顔が歪んでいるのが自分で分かった。

ようやくチームのみんなの顔が見えてきて、少し元気になって、なんとか1周走り切って、次の方にタスキを渡せた。

タスキが繋がっていく中で、走ってない時はチームのメンバーを応援して労って、レース中でも話して笑って、とできるのがリレーマラソンの醍醐味。

2回目は1回目よりペースを気を付けたので少し楽に走れて、3回目もいい感じ、4回目調子に乗ってまたキツくなって、ラスト5回目は力を振り絞って最後少しだけペースを上げることができた。(トータル1.3km×5回=6.5km)

とは言え、想定よりも全然走れなかったので、その点は反省しかない。
いくらジムでトレーニングしていても、ロードを走るのはまた違う。それに前日筋トレしたのは間違いだった(言い訳)。

とにもかくにも、楽しくて、苦しい、走ることそのものを味わえて、最高の一日だった。

チームの皆さん、大会スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!



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