悲劇と喜劇は紙一重(終)
旅のくだらない噺手帖「ミャンマー・ラオス旅編」
前回『一目惚れした過去を抱いて』も是非お読みください。
いよいよ最終回です。どうぞ最後までお楽しみください。
毎日スケジュールを詰め込んで、朝から晩まで遊びまくっていたこの数日間がウソのように、自分の身体が起きるまでベッドに根を生やしていた。もう睡眠はいらないと思えて目を覚ました瞬間、あぁ私はまだラオスにいたんだと気付く。
私たちはこの日の深夜の便で日本に帰るため、計画的な荷造りを始めた。というのも、LCCは重量オーバーする