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<悪魔城伝説語り>ラルフとソニア

私が妄想しているベルモンド一族の設定で、「漆黒の前奏曲」のソニアと、これに出てきた吸血鬼(アルカード(仮))との子供がラルフなのだと言う点は、自分の中だけで譲れない燃えポイントです(笑)。
ヴァンパイアハンター・ベルモンド一族のソニアが吸血鬼な彼との子供を作ってしまったのだと考えれば、レオンの代であれだけ貴族だったベルモンドが一気に没落したのも人々に忌み嫌われたのも説明できる気がします。

もしもソニアと彼との子供がラルフとなると彼はダンピールと言う事になるわけですが、実は「ベルモンド一族=ダンピール」と言う設定は非公式ではありますが、SFC版悪魔城ドラキュラの攻略本に書かれていたことでもるのです。(JICC出版『悪魔城ドラキュラのすべて』)
今ではそんな事きれいさっぱり無かったことにされていますが(笑)私はこの設定がとても好きで、まさにソニアの物語こそ、ベルモンド一族の始まりを描いた物語なんだ……!なんて思っていました。ただし「漆黒の前奏曲」はアルカードの時代設定がめちゃくちゃな上、そのまま普通に当てはめるとアルカードとラルフが父子になり、ベルモンド一族にとってドラキュラ伯爵はお祖父ちゃんと言うすごい事になるのですが……;;なので私は、漆黒の前奏曲に出演するアルカードとドラキュラは、悪魔城伝説に登場するアルカードとドラキュラとは別人なのだと考えるようにしています(笑)。
吸血鬼はヴラドなドラキュラ伯爵だけではないでしょうし、同姓同名の別人だっているでしょう!きっと!(笑)(笑)

ソニアと愛し合った吸血鬼の子供がラルフだとして、ラルフはきっと人間としての血のほうが濃いダンピールなんだと思います。 何といっても母親はベルモンドですし、闇の血すらも打ち消すほどの力を持っているに違いありません(笑)。父親である吸血鬼の血は、ラルフの常人には無い生命力精神力筋力回復力に現れているんじゃないかなあ。彼の基本的な性質は人間で間違いないと思っています。(血を吸いたいとは思わない、など)
ラルフは後に人間のサイファと結ばれ、以降のベルモンドの伴侶は人間だったでしょうから、ソニアの恋人の闇の血は代を重ねるごとに徐々に薄れていったのではないでしょうか。それに、ラルフが闇の眷属の血を受け継ぐダンピールであれば悪魔城伝説でアルカードを仲間にしたように、闇の眷属に対して理解が深いのも納得がいきます。


「ラルフ」と言う名前の由来は「狼」である説を推したいのですが、その名をつけた理由の一つが夜の眷属である彼への愛だったら素敵ですよね。
狼は気高く強きものですが夜と闇の象徴でもあり、他のベルモンド一族の名前はレオンもクリストファーもシモンも、みんな聖者に関連する名前ですが、ラルフだけちょっと傾向が違う理由もこれまた納得がいきます。
厳密に言えば「ソニア」と言う名前も『聖者』とは深い関係は無いのですが、神性がある名前ですし…。
ラルフと言う名は、彼が聖者の一族でありながらその名に闇を纏う理由は、彼が両者を繋ぐ橋となってくれたなら、いつの日か魔王を救うことができたらと言うソニアの願いと愛が込められているんじゃないかなあ、なんて思いました。ソニアの名前の由来に関しては、良かったらこちらの記事もご覧ください(笑)。https://note.mu/mariomario6400/n/n770918fe8458


ゲーム中でソニアはドラキュラに「いつの日かあなたを救いたい」って言ってるんですよね。「一族上げて吸血鬼を滅ぼす!」と宣言したレオンとは逆の言葉。私は、ラルフがアルカードを仲間にしたような「闇の眷属と言うだけで判断せず、立場が違う者でも仲間として受け入れる度量」は、ソニアの「魔王すらも救いたいと思う愛」をラルフが受け継いだ証なんじゃないかなと思っています。
私はレオンの子孫がソニアだと思っているのですが、彼女は後に、決別し傷つけあっている二つの一族を救おうと思ったのかもしれないですね。自分の代だけでは無理だけど、いつかきっと。彼と自分が愛しあえたように。
……「漆黒の前奏曲」のアルカードとソニア、好きです……(笑)。

「漆黒の前奏曲」はアルカードの設定がもう本当にどうしようもないので(笑)、そこをどうにかしてくれればなあ……なんて思っています。

ちなみにTOPの絵は私が描いたソニアとラルフ(ちび)なのですが、ソニアがDQのビアンカのようになってしまいました;

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