消えた2600万円:2.警察からの電話

離れて一人暮らしをしている認知症(軽度)の母に実際に起きていることを娘視点で書いています。

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銀行から電話があった翌日。
今度は母の最寄りの警察署から電話がありました。

「お母さまが、ここで更新手続きできますかと免許更新のハガキを持っていらっしゃって。高齢者なのでまず教習所で認知検査を受けて、結果によって違う講習を受けて、その後に更新です、と説明をしてお帰りいただいたのですが、また2時間後に更新手続きできますかといらっしゃって、先ほど来たこともお話したことも覚えていないようなんです。

失礼ながらお母さまのお車を見せていただいたのですが、ちょっとこすった跡が多いようで。運転するのは危ないと判断させていただきました。できればお迎えに来ていただけませんか」

警察署から母の家までは近く、1ブロック300m。
うちからそこまでは、よくて1時間半、渋滞していたら2時間・・・。
お迎えに行っても、また明日以降母が運転してしまったら同じ・・・。

迷いましたが、昨日の銀行のこともあるし、ついでに実家で通帳など確認できるしと、警察署で母を見ていただいて向かったのでした。

※息子が4人いるのですが、保育園と学童のお迎えは急遽夫に依頼。
難しければ4人連れて母を警察署に迎えに行くよ、と話したら、さすがにそれはあまりにも大変だからお迎えはなんとかするから行っておいで、と送り出してくれたのでした。

(2021.09.07)

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