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25年ぶりの恩師との再会

今日、ずっとずっと逢いたかった人に逢ってきた。
それは、中学生の時の恩師。

その先生は、私と同じ太田母斑というアザをもっている人。

私の人生で初めて出逢った同じアザを持つ人。

私の人生で特別な出逢いで、この先生と出逢わなかったら、今のわたしはいないんじゃないかと思うくらいの大事な人。
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中学生の頃、私はアザのある顔が嫌で嫌で、こんな顔だったら誰とも恋愛できないし、結婚もできないんだろうな。お先真っ暗。って思っていた。

みんなの気持ち悪いという言葉を全部自分の中に入れて、無力で気持ち悪い私を作っていた頃。

そんな時に出逢った先生。

その先生は体育の教師で、元気いっぱいでいつも大っきい声を出していた。

見た目は、私と同じく右顔面が青かった。だけど、私はわたし。アザがありますけど、何か?という在り方だった。

その先生は、わたしが小学5年生から始めていたレーザー治療のことは知らず、私に出逢ってその治療を知って始めた。

わたしは長期休暇を利用してみんなにバレないように治療をしていた。治療すると顔面ガーゼを覆うことになるから、その姿をみんなに見られたくなくて。

だけど、先生は毎月のように治療をしていた。ガーゼを顔面覆って、アザの治療をしていることを子供達にも伝え、その経過も見せながら前で立っていた。

わたしも同じことをしていることもサラッと言ってくれていた。その姿が力強く、無力だと思っていた私に力をくれた。

そして、ある日レーザー治療の情報を知ったお礼を親に言いたくて先生が訪ねてきた。

その時、先生と共に来たのはなんと旦那さん!!

えっ!結婚してる!
えっ!子供もいる!
しかも、優しそうな旦那さん!!

えっ!もしかしたら、私結婚出来るかも!!

って、なったのです。

お先真っ暗な私に、光をくれたのは先生の存在でした。

先生との出逢いが私の中で力になり、勇気になった。

なので、死ぬまでに絶対に逢って、お礼を言いたい人だった。

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っで、今日は念願の日。

25年ぶりなのに、変わってない!!

そして、現役だし、パワフルだし!!

ノリもそのまま!!先生、時止まってない?ってぐらい変わってなくて。笑

もー、嬉しかった。

先生に伝えたかった想いを伝えた。恥ずかしさと、伝えられる喜びでぐちゃぐちゃに泣きながら伝えた。

先生から、

入学してきたあなたは、自信がなく、辛そうに見えた。よくあなたと目が合っていたよね。と。
そして、あなたと出逢ってなかったら、今こうやって化粧もせず、気にせずいられる私はいない。そして、母の最期の言葉は「きれいになったね。(アザが)わからんようになったよ」だった。母はずっと気にしていたので、母の苦しみを取ってくれたのは貴方と貴方のお母さんに出会えたお陰とずっと忘れた事はないって。

あの頃、自分は無力だと感じていた私にでも、誰かの力になってることがあるのだと。


誰でも誰かの支えになっている。


それを再認識した日でした。

出逢って、ちゃんと言葉にできてよかった。

また、逢いに行こう。

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