世界樹の迷宮III 星海の来訪者の感想3
さて、ここで引退を挟んでPTの再構築。このゲームにおける引退ってレベルが半分になるのが難点なものの、今作は街で難易度変更ができてCASUALモードだとオートだけで格上にも余裕で勝てるうえ取得経験値も若干上がるので、戻し作業は楽になりましたね。
で、作ったPTがビーストキング・プリンセス/シノビ・バリスタ・ゾディアック。ビーストキングでデバフと縛り、プリンセスがバフ、シノビが異常を撒いてバリスタとゾディアックがアタッカー、全属性・全条件ドロップに対応できて、相手に応じて適切な行動を取れば封殺も可能。相手に何も行動させないから壁も不要。こいつは強力なPTが完成しちまったなァ～……って思ってたんですよね、恐ろしいことに。
前列が耐えられない、回復が弱い、燃費悪い、殲滅力も高くない……とザコの処理にも苦労する有様。MtGで回らないデッキを組んでしまった時のようなやっちまった感がありますね。
レベルを上げれば強くなるかもという期待以前にレベル上げそのものが不可能と判断してPT変更、というか元に戻すことにしました。サブクラスでできることを増やせばいいのよ。
ファランクスはサブシノビ。挑発して潜伏・軽業。最遅行動で含み針も。
ウォリアーはサブゾディアック。エミットウェポンの対象。
プリンセスはサブバリスタ。アンブッシュ係。
シノビはサブプリンス。エミットウェポンと潜伏ロイヤルベール。
ゾディアックはサブウォリアー。チャージメテオ狙いで気長に。
そんなわけでダラダラ戻してたらまる3日かかったけど、攻略再開。
9Fはそこら中に配置されてる1歩で10ダメのダメージ床がとにかく痛い！斥候の長靴は一瞬で（わずか10歩）切れるもんだから、PT替えたってのに第3層だけはダメージ床無効スキル持ちのモンクを連れてこようか迷うレベルですね。
仕方ないので簡易手当でマメにケアしながら少しずつ先に進むことに。おおむね埋め終わって、ずっと動かないFOEがいたので試しにちょっかい出してみたらこのミミズが全体に縛り+ダメージの攻撃を仕掛けてきてあわや大惨事。FOEは階層の奥まで進んでから対処するのが安定っぽいですね。
あとやっぱりファランクスがやることないのが気になる。タンクって役に立ってないように見えて攻撃を吸うことが仕事だから貢献度が評価しづらいんですよね。ただ潜伏の効果を全然感じられないし全体攻撃に無力だし他の仕事をさせるにはTPが低すぎるしで痛し痒しなポジション。
つづく10Fもダメージ床だらけ。しかも乱入型FOEがそこら中にいるからうっかり隣でエンカしちゃったら初ターン全力逃げ必至。エミットウェポンを多用する構成上、どうしてもザコ処理に2ターンかかるおかげで、FOEとだるまさんが転んだめいた駆け引きをしてたら狭い道が塞がれたりダメージ床を突っ切るルートしかなくなったり、そんなことを繰り返しつつ大部屋を超えるとイベント発生。そういえばフカビトの王に会ってくれとか言われてたね。で、いきなり戦闘。穏やかじゃない！
消耗を急いで回復しつつ、圧縮フリーズンブローやチャージメテオまで出し切って最終的には素殴りでなんとか勝利。戦闘後に「怒りに任せて切りかかる」なんて選択肢も出たけどとんでもない。ミッション報告も兼ねて慌てて深都に帰還。
深王がニヤリと言うには、どうだ驚いたろうあれが人類の敵フカビトだ。奴らは人間の認知と恐れをエネルギーにしているから公表できず、我々だけが少数精鋭で戦っているのだ。さてこの秘密を知ったからにはもう足抜けはできないぞ。
は、嵌められた……。
ただアーモロード（海都）側はそんな深都に対し、自分たちだけで戦うなんて水臭いぜ！人類の敵には人類全員の力で当たるべき！というスタンス。
一方で手を差し伸べられた深都の王は冷ややかで、あくまで力ある少数の者だけで戦うべきと主張。
あれ？これ完全に板挟みじゃない？とりあえず迷宮の先に進んでから考えようにも和風剣士が邪魔をする。
どちらか好きにすれば？と言ってくれてることですし、だいぶ悩んだけど、うちのギルドが選ぶのはこっちですね。
はい、深都側です。オリジナルプレイ時は海都側に付いたからってのと、14年の月日が「危機に当たるなら少数のプロで」ってスタンスに自分を変えてしまいましたね。仕方ない、2010年当時のヒラもただのラインからボス直属のスタッフになったんですもの。
深王から発令されたミッションの内容は、海都側がフカビトの領域と深都を隔てている守護者：ゲートキーパーを倒して奥へ進もうとしてるからそれを阻止せよと。ゲートキーパーを討て！が海都側のミッションなので立場が逆になった感じですね。
あれ？これ和風剣士と戦うことになるのでは？
11Fはシリーズ恒例のスライド床が登場するものの全く複雑なことはなく、12階はスライド床が続投するものの乗り継ぎや配置に気を使わなきゃいけなかったりで一気にルートが複雑化。仕掛けそのものは得意なタイプなので特に詰まることもなくボス部屋へ。
道中もほぼ苦戦しませんでしたね。レベルが上ってるのもあるんですが、1ターン目にウォリアーがエーテル圧縮、シノビがウォリアーに属性付与、２ターン目にエミットウェポンでほぼ片付くので。ウォリアーのTPはリターンエーテルで回収できるし、アンブッシュ係のプリンセスも王家の血統＋照明弾でTP回復しつつリインフォースで全体小回復もできる。それがシノビのロイヤルベール維持に役立つというシナジーでザコ戦は本当に安定する。
さて、ゲートキーパーのいる部屋に和風剣士の侵入を許してしまったので慌てて追いかけるもその姿は無く、逆に自分たちがゲートキーパーから侵入者判定されてしまうという失態。ええい、こうなったら戦るしかない。
肝心のボス戦はファランクスが挑発、ウォリアーはエーテル圧縮やウルフハウルを積んでのフリーズンブロー、プリンセスは突撃の命令、シノビは補助に回ってゾディアックはエーテル圧縮→業火とチャージメテオを狙って……とやってたら凄いダメージが出て4ターンで終わってしまった。
しかしボス戦でのタンクを期待してるファランクスがあまり役に立たない（ボスは範囲攻撃を多用するため攻撃をろくに吸わない）のが気になる。サブシノビも思ったほど避けず噛み合ってるのか疑問なので、いっそサブパイレーツでリミットブースト取ってリミット技の回転率上げるかサブビーストキングのビーストロアで相手の攻撃力を下げた方が仕事になりそう。何れにせよもう少し様子見ですね。
こちらがゲートキーパーの相手をしてる隙に、部屋の隅で隠れていた剣士は先へ進んだらしい。後を追いかけ、とりあえず4層の樹海磁軸だけ起動して深都へ戻って報告。
大目玉食らうかと思ったら呆れたくらいで許してくれる深王さまは寛大。世界樹ってバランスや世界観が殺伐としてても日向さんの柔らかいキャラデザで救われますね。
とか思ってるとカバーしきれないような無常さを唐突に差し込んでくるのも世界樹。2のフロースガルさんの最期とか、全く劇的ではないところが初プレイ時はショックだったなあ。
あれ？そういえば1層で出てきたシノビとゾディアックのコンビはどこいった？いや、片方が死ぬのは知ってるんですけどそのイベント見てない気がする……。
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