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NEVAEH(ネバエ)の感想

 ドラクエ6で雑魚相手にひたすらAボタンぽちぽちして熟練度を稼ぐ作業を続けてたらコマンド式RPGはこりごりだよ~(アイリスアウト)になったのでかるーいACTを求めて。
 1年前の1月にセールで購入してたやつなんですがなんとなく放置してたんですよね。この手の「買ったはいいが手を付けてない」ゲームがあと150本はあるぞ。


どんなゲーム?

むっ!金髪!いいねェ……が購入の決め手

 モノトーンでゴシック風味の世界を少女が飛び回るACT。純粋な面クリア型ではなく若干の探索要素があると言えなくもないけど、これをメトロイドヴァニアと分類するのは混乱の元。
 ステージはいくつかのセクションに分かれていて、次のセクションに進むための扉を開けるには規定数の『鍵』を集める必要があり、その鍵はセクション内の扉や別れ道の先にあるという。分かりやすい例えを出すには自分のACT経験値が不足しすぎてて駄目ですね。

 動作はジャンプ、踏みつけ、スライディングを基本としつつ、「蝶を使役する」というアクションが大きな特徴。

蝶を移動させているときは時間が止まるから安心

 指定した場所で蝶を開放することで電球に灯りをつけることができて、移動床のスイッチが入ったり、灯りが照らす範囲ではHPが回復したり足場や敵や罠が出現したり⇔消えたりする。
 ほかにもオブジェクトの影が蝶に追随して様々な効果を引き起こすパズル要素もあるけれど、そんなに難しいものはない。

難しいものは無い……と言ったが序盤のこれだけは別。意味不明だった。

よかった点

・キビキビ動いて手頃な難易度
・残機の概念がなく、死んでも即リトライ可能
・雰囲気のあるBGM(特にPVの『neurotic hunter』)
・3~4時間でさくっと終われるボリューム

もう少し……な点

・ゲーム中は文字情報が一切無いため、ストーリーは想像するしかない

これくらいなら「羽が欲しいんだな」で済むが、複雑な人間関係はもう無理

・ボス戦は攻撃手段が無く、一定時間耐えると自動的に終了する

剣や槍を飛ばしてくるボスだが……(上がボスの体力ゲージ)
逃げ回ってるだけで光が溢れボス撃破。カタルシスに欠ける。

・オートセーブなのはまあ仕様として受け入れるにせよ、本編の最終セーブ地点がラスボス撃破後で1画面移動したらごく短いスタッフロールしかないのはあんまり。ゲーム中は前のステージを選び直せたりサウンドテストや能力上昇イベントもあるのに、クリアしたら実質死にデータになってしまう。

・Switchのセールで300円弱だったから気分転換としては十分だったけれど、これに1,320円の正規価格が出せるかはかなり怪しい。

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