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time out

第4話 被害者は生きているか

毎晩、毎朝こんな話が飛び交っていた。

肉屋に注文した肉20キロ。
肉屋が届けた20キロをおいておいた場所から肉がなくなったとクレームがきた話。
冷蔵庫に入れておいた2キロの肉が、無くなっていた。
誰がとったのか揉めていた。
これとは別に大きな肉のような塊が落ちていた。
焼け焦げた肉のような塊が、ゴミ捨て場のゴミ入れに入っていた。
それを近所の人が、ゴミ収集車の人に頼んで持って行ってもらった。
洋服やズボンも落ちていて、それもゴミ屋に渡した。
近所の人もそれが何かを知らずに、収集車に渡してしまった。
これが遺体の一部ではないか。
この肉を食べた人がいる。人肉を食べてしまった人がいる。
そんな話がテープに収まっていた。
焼けたものが、ご遺体だったという。
この住んでいたコーポにくる収集車の人の声が、キムにかヒムにの気がする。
低い『オーライ、オーライ、へいへいへい』という低い声。
この声がある時から変わった。
この人がいなくなり、代わりの人が収集車に乗っている。
若手に変わった。
感じの良い若いお兄さんに変わっていた。
収集車の無線に入り込んでくる話があるという。
それを聞いていた。
こんな気味の悪い事件の話が聞こえていた。
キムチの汁に、切り刻んだ遺体を漬け込んだ。
明らかに昔の住人で、韓国籍の家族がいた頃の話ではないか。
この線で調べていくと、何か情報が入るかもしれない。
この声がテープに収まるということは、この辺傍聴されていたということもありえる。
このへいへいさんを、探してみるのも手かもしれない。
とにかく、この辺りは声や音が大きく響き聞こえてくる。
キャンプ用の折りたたみ椅子を忘れてきて、盗まれてしまった。
しかしこの椅子、隣の部屋の前に置いてあり、5人組が座っていたのをみた。
角刈りのメガネの赤い自転車で来る男。
カンニングの、竹山に似た男を見たら気をつけろ。
と教えてくれる存在がいる。
確かに、少し竹山に似ているかもしれない。
額に傷のある男を見たら、気をつけろ。
こうして危機を襲えてくれる存在が確かにいた。
バレリーナではない。
バレリナ、バレリナとうるさい。
バレリナと暮らしてる男が、お金を持って出ている。
香港暮らしか、ドバイ、イタリアの何処かにいる。
バレリナに贅沢を教えてしまった。
この女のためのお金ではなく、私、麻里のものである。
返金を請求する。
顎までの髪の長さで、身長が157センチくらい。
鵠沼のマコの親が、嘘をついたせいで事件が大きくなった。
偽ものが演じても何もならない。
この子が人形になったかもしれない。
蝋人形のように固められて、男のコレクションにされてる。
本当のマコに似せて、同じ洋服を買ってきせられたり、顔を整形していたり、ただの人形にされている。
これが本当の、事件のような気がする。
オルゴールに入れて渡されたものが、原因の事件。
夜の方の話満載だ。
首を絞められて、苦しそうにしている女の声まで聞こえて、隣の部屋も困っていた。
私の部屋と間違えられていた。
しかしながら、単身で夜の声は皆無だ。
こんな夜の声が聞こえては、とてもではないが住んでいられない。
『うちからいうことではないよね。』という夫婦ものの声がしていた。
ところが、夫婦ものなど、このコーポにはいないのだ。
思い当たる声の主もいない。
『おめえら、神妙にしやがれ』
という声も、このコーポにはいない。
ここで声が聞こえる頃に、3−4人の小学生の男の子の声が、南の部屋のエアコンあたりから毎晩話しかけてくる。
しかしながら、該当する子供はこのコーポにはいない。
こんな不思議なことが、1年続く。
それくらい、壁が薄かったのか・・・。
韓国のシャングリラホテルでも、エントランスの廊下まで、夜の声が響いている部屋があった。
一流ホテルだが、聞こえてしまうのだ。
色々なホテルに泊まるが、以外と高級ホテルでも聞こえる。
声の問題は、なくならないのだ。
そのために盗聴を疑った。
もしくは、トランシーバーなのか。
壁を壊してでも調べ上げていたら何か証拠が出たかもしれない。
小さな子供がいたずらで、床下収納に隠れていたときに、引越しの荷物が入ってきて、出口を塞いでしまった。
このため出られなくなった子供が行方不明になり、床下で亡くなった。
また、かくれんぼで作った秘密基地の天井裏から滑り落ちて、狭い空間に落ち込んでしまい、救出できないくらいのところまで落ち込んでしまった。
救出に間に合わず、助けることができたときにはもう亡くなっていた。
2人の子供の、小さなご遺骨が白い骨壷に入って届いた。
無責任女の子供たちである。
こんな小さな花なんかもらってもね。と怒る女。
「あの女を連れてこい」と騒ぐ異常な女2人。
「私たちは、もう諦めます。相手が悪すぎる」
というメッセージが2人から届いた。
この2人は、うるさいうるさいさんと、公園まで調べにきた男。
2年前の夏の頃。
西日暮里のフェイタスの小池に落ちたもののメッセージが流れていた頃。
ワンツーパンツが
「隣の人、隣がこんなになっているのに、よく寝てられるな。」
「こんなひどい状態になってるのに」
と隣で、遺品整理人か警察の鑑識か。
壁を剥がして中を確認していた。
壁の中から、宝石が出てきて、床下から盗品が出てきた。
この時に誰も入れないように、穴をコンクリートで閉じてしまった。
そのため、脱出口がなくなりダイナマイトで爆破する予定で、飛び出るはずの人が、脱出できなくなり足がなくなるくらいの大怪我をした。
計画が壊れてしまった。
『マコちゃんどいて、そこどいて。マコちゃんどいて。そこどいて。重いよマコちゃん。重いよ。そこどいて!!!』
と、男の声がする。
どうやら脱出口が見つからずに、脱出失敗で潰されてしまった男の声だ。
そう考えると、違う部屋に誘導された。
101に入れていたら、被害者にはならなかった。
マアム謝ろうのせいである。
これが本当の方の事件の話。
フクヤマという名前が聞こえた時だ。
トーテムポールの大きさのものに入ったものが、ぐちゃぐちゃになっていた。
このときにもう一人いて、そちらが、
上から押しつぶされるような仕組みの部屋で潰されていた。
ぴょん吉カエルが潰れていた。
遺体は、ダブルのベッドの中に押し込んで運び出した。
この計画を潰した、嘘つきな重いマコ。
マコが違い、計画が全て丸つぶれだ。
全ては偽マコのせいである。
計画は失敗に終わった。
子供達のせいである。
どこかの家の、地下室からご遺体が出るかもしれない。
北側の部屋の隅に脱出口があったはず。
あまりのも気味の悪い話で、私のベッドも紐解いて中身を確認した。
おかげで、ベッドがぶかぶかになった。
新品のマットレスも台無しである。
天井上に、人が潜んでいたかもしれない。
その人の遺体が、上の部屋から見つかったかもしれないが、隠されてしまったようだ。
入り口は隣の部屋のクロゼット上。
ここに、天井上に入り込む入り口がある。
子供たちが、嫌なジジイから逃げるための秘密の入り口。
ここに誰かが入り込んだ。
それくらい、このコーポは子供達があちこちに出入り口を作ってしまっている。
『中から入って、外から出る』
こんな入り口があるようだ。
なぞなぞである。
ここで見つかった男が、だいぶ暴力を振るわれている。
兄が最後に、この男を覚えておけ。と言った人。
この人物が、一番のキーマンだ。
貿易商の船に招待された人物が、飲まされたもので気持ち悪さにゲーゲー吐いた。
一緒にいたのは、毒蝮三太夫のような顔つきのヤのような男。
毒を盛られた。
毒でなければ薬である。
薬を混入した、ワインを飲まされた。
それを拭いた紙ごと海に捨てた。
これが海の海底の珊瑚礁に引っかかって、海の底沈んでいる。
これが出てきたときに、本当の事件のことがわかる。
最近、アメリカでは強い痛み止めを薬としてのむ輩がいるそうだ。
かなり危険なモルヒネより強い痛み止めだそうだ。
3mgで致死量である。
スピリチュアルウオーターという名前の、薬を作って売る商売人がいる。
これが第2の事件である。
この事件を追っていたのだが、子供と4人の主婦の嫌がらせに全て、消えゆく事件になってしまった。
スパイス王の船。
バニラが届く家。
このワインを飲まされた、暴力バーでの事件。
船上で繰り広げられるパーティで起きる事件。
こうして聞いていると、盗聴犯人の声が入り込んできて
「やっべえ。うちの話が流れてる!」
と聞こえてくる。
まさにいという男である。
「やっべえ。止めるの忘れてた!」
が第2の男である。
親たちが
「子供たちがいなくなった。もしかして、昔俺たちが作った、秘密の基地の部屋に入り込んでるんじゃないか!」
探している声がする。
なぜうちの兄の話なのに、別の家の兄と妹がこの話の主人公になっているのか?
大きな組織が動いているという。
東京ドーム一個分の土地をくれると言ってる。
早くください。
みーちゃんとかみーさんとかミヤマとかいう女が一番の嘘つきであった。
この兄妹が一番の原因を作った。
これは永遠に調べる案件である。
未解決事件を追う刑事のように。
嘘つき女のスピラーが嘘の予言を、人に言う。
そのために大きな事件が起きてしまった。
そんな嘘をいつもつかれる男の悲しい事件。
いつも嘘を言う男や女に囲まれて、嘘ばかりつかれて余計をしてしまう。
そんな事件が、たくさん聞こえていた。
人生の一番大事な何かを失った。
後悔しても、もう遅い。
アカシックに全て記録されている。
偽物は永遠に偽物である。
アカシックの記録は、消すことも、書き換えることもできない。
できるものがいるとしたら、それは神のみ。
死んでからも恥は書かれ続ける。
消すことはできない記録である。



















#週刊少年マガジン原作大賞

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