知ってる気になっていたアレルギー


こっちゃん0歳が食物アレルギーを発症し、救急車で運ばれました。

『アレルギーがあります。』
そうお医者様に言われてから、気にかけていた矢先に起こりました。

アレルギーがあるんだ。気をつけよう。
そう思って日々過ごしていましたが、そもそもアレルギーってなんで発症するのか。
ほとんど同じ環境下で過ごしている兄妹家族たちとの差は何なのか。

アレルギーの正体について調べていきました。

体内に入ってきた、タンパク質(アレルゲン)を寄生虫の侵入だと勘違いして免疫システム発動。

異物を感知して反応が出るスピードは2つに分けれれます。

  • 早ければ数分で起こる即時型反応

  • 数時間から数日後に起こる非即時型反応

主にみなさんが聞いてイメージするアレルギーは、即時型反応です。
数時間から数日かけて起こる非即時型反応は、原因のアレルゲンの特定が難しく、そのメカニズムは未だ研究中です。

今回は、即時型反応について。

アレルギー検査と一般的に呼ばるものは、IgE抗体を調べる検査のことです。
IgE抗体は、マスト細胞の表面にひっつき、特定のアレルゲンたんぱく質をキャッチします。
例に挙げると、卵アレルギーと診断された方は”卵のたんぱく質”にのみくっつくIgE抗体を持っているということです。

アレルゲンたんぱく質を2つのIgE抗体でキャッチした時に反応が出ます

卵のたんぱく質の中でも、比較的大きなものをキャッチした際に指令が入り、マスト細胞がヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー物質が放出されることで、症状に現れます。

症状は人それぞれですが、
皮膚に蕁麻疹が現れたり、気管支の腫れで息苦しく感じたり、胃腸の腫れにより嘔吐や下痢を引き起こします。

食物によるアレルギーの即時型反応に役立つ検査として、こっちゃんはこちらを行っています。

  • 血液検査によるアレルギー検査(特異的IgE抗体検査)

  • 食物負荷試験(最も正確だと言われています)


特異的IgE抗体検査を行って、陽性が出たからと言って必ずしも症状が出るわけではないということを覚えておいてください。

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