将棋を始めたいけど始め方がわからない方へ(3)ルール~指せるようになるまで
こんにちは。マリン将棋クラブです。前回から少し間が空きました。
今回から、ついに本格的な将棋の勉強に入ります!!
…なんていったら、身構えちゃいますよね。趣味なのに勉強???って。
確かに将棋は、覚えなきゃいけないルールや指し方(定跡)などはあるんですが、勉強!って感じで気を張って覚えるんじゃつまらないでしょう。楽しく指しながら、自然と身についていけば長続きしますしやる気もアップしてきますよね。
今回は、将棋のルールや基本的な指し方について、どうすれば無理なく楽しく身に着けられるか、書いていきたいと思います。
1. 将棋ってどこで始めればいいの?
いろいろなところでルールや基本的な指し方が解説されています!ご自身に合った方法を選ぶとよいでしょう。
・Youtube
ごはんを食べながらテレビ感覚で見たい、通勤通学の隙間時間にちょろっと見たい、そういった方はyoutubeの解説動画がぴったりだと思います。
色々な動画が上がっていますが、女流棋士の山口恵梨子先生が解説されているこちらの動画がわかりやすくオススメです!
・入門書
昔からの王道です。youtubeはかなりざっくりとした解説になっているのに対し、本は文字と図面を駆使して詳しく書かれており、また立ち止まってじっくり考えたり見返したりも簡単にできるので、じっくり腰を据えて始めたい方にお勧めです。お金をかけたくない方は、最近では図書館にも置いてあることが多いので、活用してみてはいかがでしょうか。
(画像:Amazonより借用)
女流棋士の北尾先生が書かれた本です。将棋の駒の種類、動かし方から簡単な詰ませ方まで、将棋の初歩の初歩が丁寧にわかりやすく解説されています。
イラストも豊富なので、とても読みやすいと思いますよ!
(画像:Amazonより借用)
かつて七冠を制覇され、今も現役将棋連盟の会長として活躍されている羽生先生の名著です。こちらは、将棋の考え方がロジカルに整理されているのが特徴で、大人の方で本を読むのが好きな方には特におすすめです。
また、このシリーズは続きがあり、読み進めていけば序盤・中盤・終盤の指し方もマスターできるので、早く強くなりたい!という方はぜひ
・将棋教室
一人で勉強するよりも、人とコミュニケーションしながら楽しく学びたい!という方にはオススメです。
入門者向け講座をやっている将棋教室も多いので、ルールを何も知らないという方でも、勇気をもって門をたたいてみましょう。
継続して教室に通うとなると月謝がかかってしまいますが(6-8000円くらいが相場です)、初回無料体験をやっているところもありますので、まずは体験してみて気に入れば継続してみてはいかがでしょう。
(ちなみに当クラブでも無料体験やっております!)
2. 将棋のルール、難しすぎる!!
さて、始めてみたはいいけど、将棋ってルール難しすぎない??ってなる方、多いと思います。
そう、将棋のルールって本当めんどうくさいんです。もっとシンプルにすればいいのに
でも、そういう方も大丈夫。一昔前は駒の動かし方を覚えてないと指すことができなかったですが、スマホという便利なものがある今は、入門者向けのアプリが充実しているので、ルールを覚えてなくても指せるんです!!
(画像:ぴよ将棋様より借用)
ほら、こんな風に駒をタップすると動かせるマスを教えてくれますし、ヒントを教えてくれる機能もあります。
間違った駒の動きをする心配もないですし、反則もちゃんと教えてくれます。
ルールや駒の動きを全く知らずにやるのは楽しくないと思いますが、全部ちゃんと覚える必要はないので安心して指せます。そして、何回かやっているうちに自然と身についてきます。
3. 駒の動き、覚えられない!
アプリで何回か指しても、いざ人と指すとなると、駒の動きをうっかり忘れちゃったり不安になったりすること、ありますよね?
そんな方にお勧めなのがスタディ将棋です。
(画像:くもん出版様より借用)
なんか普通の駒と違う、文字ちっさ!って思いましたか?
そう、確かに駒の大きさが全部同じで、文字も小さいのですが、なんと全部の駒に動きが書いてあるんです。
なので、「あれ、金って斜め後ろいけるんだっけ?」ってなってもその場で確認することができます。
また、角のななめの利きとかうっかりしやすいですよね?それも矢印を追っていけば見やすいので、見落としも少なくなります。
いかがでしたか?今回は将棋のルールから簡単な指し方までの「いろは」を楽しく学ぶ方法を紹介してみました。
次は上達の方法について、どうやったら無理なく楽しく続けられるか、書いていきたいと思います!!