マガジンのカバー画像

昔の大和なでしこのライフスタイル

16
昔の日本女性のライフスタイルを知って、明日を生きる自信をちょっとだけ増やすマガジンです。推し活・婚活事情・生涯独身謳歌・3色メイク術など、昔の大和なでしこは意外と人生を楽しんでま…
運営しているクリエイター

#メイク

#3 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

▼前回はコチラ ▼最初から読みたい方はコチラ 黒のお化粧黒髪 眉墨 お歯黒 ↑江戸後期から明治時代のメイク本。 体系ごとの着こなし術だったり、髪や体のケア方法が載っている。 100年くらい刊行された大ベストセラー。 髪の「黒」(ヘアメイク)「髪は女の命」と言われたように、つややかな黒髪は日本女性の魅力の一つ。 平安時代では長ければ長いほど美人とされていたので、生まれてからほとんど髪は切らずに伸ばし続けて、自分の身長よりも長い2メートルくらいの髪の人が多かったよう

#2 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

▼前回はコチラ 「白」のメイク白粉 いつの時代も共通する美人の条件は「美白」です。 (一時期、一部の女子高生の間でガングロメイクが流行りましたが、それをのぞけば、この国の美女の条件は色白です) 今は肌の色に近いクリーム色のファンデーションが手に入るので、自然な色にメイク出来ますが、昔の肌のメイクといえば、白粉です。 白粉ってどこに塗るの? 白粉は粉末状になっていて、水で溶いてから使います。 顔だけでなく、首や衿足、肩、 胸元まで刷毛を使って塗ることもありました。

#1 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

皆様、こんにちは。 ごきげんいかがですか。 マリナデシコです。 大和なでしこの皆様、毎日メイクお疲れ様です! 大和男子の皆様には、想像するのは難しいかもしれませんが、世の乙女は殿方に会う前に、あれこれと準備が大変なのです。それはもう面倒なのです。 お顔にあれこれ塗って保湿して、ファンデーションで色艶を良くして、ポイントメイクをして、ヘアセットもして……などなど、やるべきことがたくさんあるのです。 私はシミとソバカスが多いので、これらをコンシーラーで隠す作業に苦労してま